TIDA-060019
高速、電流シャント・モニタのリファレンス・デザイン
TIDA-060019
概要
このリファレンス・デザインは、複数の高速アンプを使用した、ローサイドの双方向電流シャント・モニタです。想定用途は、より高速な障害検出が役に立つ可能性のある各種アプリケーション、シングル・シャントを使用するモーター制御、より高速なスイッチング周波数、より大きいゲイン、ADC サンプリング・ノイズ全般の低減を重視する各アプリケーションです。このデザインは、1mΩ シャントのモニタに適した 10V/V のゲインを達成する、OPA365-Q1、OPA2836-Q1、OPA607 の各製品に対応しています。デフォルト構成は 45A 以下の各種システムを想定しており、Vcc が 2.2V ~ 5.5V の範囲である場合に、最大で ±50x Vcc の過渡を高精度センスします。このデフォルト構成は、モーター向けの TI の大半のマイコンが搭載している、3.3V、12 ビット内部 ADC の代表的なアクイジション期間に対応した、250ns 未満のセトリング・タイムを達成します。このデザイン・ガイドは、高速で高精度の電流共有や、システムの安全性と効率を基準として、必要な各種検討事項を再確認します。
特長
- 12 ビット、3.3V ADC (0.4mV) の条件で、1/2LSB を確保するためのセトリング・タイムが 250ns 未満
- 検証の目的で既存のボードに簡単に接続可能
- 複数の種類のアンプやフィルタを迅速に比較可能
- デフォルトのゲイン:10mV/A
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDM766A.PDF (226 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
高速オペアンプ (50MHz 以上のゲイン帯域幅:GBW)
OPA2607-Q1 — 車載対応、デュアルチャネル、50MHz 非補償レール・ツー・レール出力 CMOS オペアンプ
データシート: PDF | HTML技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 高速、ローサイド電流センスのリファレンス・デザイン (Rev. C 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.C) | PDF | HTML | 2022年 12月 5日 |