JAJSFZ3C January 2011 – August 2018 TCA4311A
PRODUCTION DATA.
TCA4311Aはホットスワップ可能なI2Cバス・バッファで、動作中のバックプレーンへのI/Oカード挿入をサポートし、データやクロック・バスの破損が発生しません。制御回路により、バックプレーンで停止コマンドまたはバスのアイドルが発生するまで、バックプレーンはカードに接続されず、カードにバスの競合が発生しません。接続が行われると、このデバイスは双方向のバッファ処理を行い、バックプレーンとカードの容量を絶縁状態に維持します。挿入時にSDAおよびSCLラインは1Vにプリチャージされ、チップの寄生容量を充電するのに必要な電流を最小限に抑えます。
I2Cバスがアイドルのとき、TCA4311AはENラインをLOWに設定することでシャットダウン・モードに移行できます。ENがHIGHのとき、TCA4311Aは通常の動作を再開します。オープン・ドレインのREADY出力ピンも搭載されており、バックプレーンとカードの側が互いに接続されたことを示します。READYがHIGHのとき、SDAINおよびSCLINは、SDAOUTおよびSCLOUTに接続されています。2つの側が切断されているとき、READYはLOWになります。
バックプレーンとカードのどちらの側も、2.7V~5.5Vの電源電圧範囲で動作でき、どちらの電源電圧が高いかについての制限はありません。
TCA4311Aには標準のオープン・ドレインI/Oがあります。I/Oへのプルアップ抵抗のサイズはシステムにより異なりますが、このバッファの両側にプルアップ抵抗が必要です。このデバイスは、SMBusデバイスに加えて、標準モードおよびファースト・モードのI2Cデバイスとともに動作するよう設計されています。標準モードのI2Cデバイスは、一般的なI2Cシステムで3mAのみが規定されており、標準モード・デバイスと複数のマスタを使用可能です。特定の状況においては、大きな終端電流を使用できます。
| 型番 | パッケージ | 本体サイズ(公称) |
|---|---|---|
| TCA4311A | SOIC (8) | 4.90mm×3.91mm |
| VSSOP (8) | 3.00mm×3.00mm |