JAJSI16H May 2008 – October 2021
PRODMIX
TPS3813-Q1 監視回路は、主に DSP およびプロセッサ・ベースのシステムにおいて、回路の初期化とタイミングの監視を行います。
起動中に電源電圧 (VDD) が 1.1V よりも高くなると、RESET ピンがアサートされます。その後、監視回路は VDD を監視し、VDD がスレッショルド電圧 (VIT) よりも低く保たれている間、RESET ピンをアクティブに維持します。
内蔵のタイマは、システムが確実に正しくリセットするように、出力が非アクティブ状態 (HIGH) に戻るのを遅らせます。この遅延時間 (td = 25ms (標準値)) は、VDD がスレッショルド電圧 (VIT) を上回ったときにカウントを開始します。電源電圧がスレッショルド電圧 (VIT) を下回ると、出力は再びアクティブ (LOW) になります。外付け部品は不要です。このファミリの全デバイスには、内蔵分圧器で設定される固定検出スレッショルド電圧 (VIT) があります。
安全が要求されるアプリケーション向けに、TPS3813-Q1 ファミリのデバイスは、遅延とウィンドウ比率をプログラム可能なウィンドウ・ウォッチドッグを内蔵しています。ウォッチドッグのタイムアウトの上限は、WDT ピンを GND または VDD に接続するか、外付けコンデンサを使用することで設定できます。下限、すなわちウィンドウ比率は、WDR ピンを GND または VDD に接続することで設定されます。ウォッチドッグが正常に対応されなかった場合、 RESET ピンは、マイクロコントローラにリセットをアサートします。
この製品ファミリは、2.5V、3V、3.3V、5V 電源電圧用に設計されています。これらのデバイスは 6 ピンの SOT-23 パッケージで供給されます。これらのデバイスは、-40℃~125℃の温度範囲で動作が規定されています。
部品番号 | パッケージ (1) | 本体サイズ (公称) |
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TPS3813K33-Q1 | SOT-23 (6) | 2.90mm × 1.60mm |
TPS3813I50-Q1 |