JAJA733A January 2023 – December 2025 MSPM0C1105 , MSPM0C1106 , MSPM0G1105 , MSPM0G1106 , MSPM0G1107 , MSPM0G1505 , MSPM0G1506 , MSPM0G1507 , MSPM0G1518 , MSPM0G1519 , MSPM0G3105 , MSPM0G3106 , MSPM0G3106-Q1 , MSPM0G3107 , MSPM0G3107-Q1 , MSPM0G3505 , MSPM0G3506 , MSPM0G3506-Q1 , MSPM0G3507 , MSPM0G3507-Q1 , MSPM0G3518 , MSPM0G3518-Q1 , MSPM0G3519 , MSPM0G3519-Q1 , MSPM0L1105 , MSPM0L1106 , MSPM0L1227 , MSPM0L1227-Q1 , MSPM0L1228 , MSPM0L1228-Q1 , MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1304-Q1 , MSPM0L1305 , MSPM0L1305-Q1 , MSPM0L1306 , MSPM0L1306-Q1 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346 , MSPM0L2227 , MSPM0L2227-Q1 , MSPM0L2228 , MSPM0L2228-Q1
CSC 対応デバイスには、デバイス上でアクティブ化できるさまざまなファイアウォールが含まれています:
MAIN フラッシュ書き込み保護ファイアウォール:INITDONE 以降、指定されたフラッシュのセクタが書き込みおよび消去不可になる仕組みです。これは、バンクの書き込み / 実行の除外に加えて行われます。
MAIN フラッシュ読み取り・実行保護ファイアウォール:アプリケーションから読み取りおよび実行ができないようにする、フラッシュの指定領域です。この領域に読み出すと、すべて 0 が返されます。
MAIN フラッシュ IP 保護ファイアウォール:フラッシュ バスやデータ バスからは読み取り不可だが、CPU によるフェッチは許可されるフラッシュの指定領域です。コードの特定の実行可能部分を読み取り不可にし、機密性の高いアルゴリズムを読み取れるようにします。これは、バンクの書き込み / 実行の除外に加えて行われます。
DATA フラッシュ書き込み保護ファイアウォール:DATA バンクが存在する場合、指定されたセクタはアプリケーションから書き込みおよび消去ができなくなります
DATA フラッシュ読み取り保護ファイアウォール:DATA バンクが存在する場合、指定されたセクタはアプリケーションから読み取ることができません。この領域に読み出すと、すべて 0 が返されます
読み取り保護ファイアウォールは、アプリケーションから機密情報を隠すために使用でき、書き込み保護ファイアウォールは、後から変更できない情報をアプリケーションに渡すために使用できるため、その情報は信頼できるものと見なすことができます。
複数のバンクを持つデバイスでは、ファイアウォールもバンク間でミラーリングされます。これは、フラッシュサイズが 0x4.0000 の 2 バンク デバイス(バンク開始アドレスが 0x0000000 と 0x2.0000)において、0x5000~0x6000 に読み取り保護ファイアウォールを設定すると、アドレス範囲 0x5000~0x6000 と 0x2.5000~0x2.6000 の両方から、すべて 0 が返されることを意味します。