図 2-1 基板面積の低減

従来のディスクリート高電圧抵抗は、PCB 上のスペースのかなりの部分を占有することがあります。通常、単一の抵抗での電圧降下は、メーカーによる制限があります。また、基板レベルでの信頼性に関する懸念があるので、フットプリントの小さい抵抗を使用することを好むお客様もいます。したがって、電圧を低下させると同時にシステムの絶縁定格を維持するためには、システムは 15 個という多数の HV 抵抗を必要とします。一方、AMC038x 製品ファミリは、HV 抵抗をデバイスに内蔵しているため、よりシンプルで小型の設計になります。これにより、HV 入力から最も近いピンまでの沿面距離および空間距離は 8mm となります。図 2-1 に示すように、これは設計サイズを 50% 以上小型化し、部品点数を大幅に低減します。