JAJA944 July   2025 MSPM0C1104

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
    1. 1.1 PWM 信号キャプチャの概要
    2. 1.2 MSPM0C110x の概要
  5. 2PWM 信号キャプチャ
    1. 2.1 PWM信号キャプチャ方式
    2. 2.2 TIMx CC ブロックによる PWM 信号キャプチャ
    3. 2.3 GPIO 割り込みによる PWM 信号キャプチャ
    4. 2.4 さまざまな PWM 信号キャプチャ設計の比較
  6. 3ソフトウェアの実現
    1. 3.1 立ち上がりエッジと立下りエッジの識別
    2. 3.2 時間順序の分類
    3. 3.3 信号フィルタと結果計算
  7. 4システム テスト
    1. 4.1 テスト設定
    2. 4.2 変数モニタ
    3. 4.3 PWM 信号キャプチャの分解能のテストと比較
  8. 5まとめ
  9. 6参考資料

まとめ

このアプリケーション ノートでは、1 つのタイマと 1 つの GPIO のみを搭載した MSPM0C110x シリーズ MCU を使用して PWM キャプチャ エラーの回避方法を紹介します。この回避方法により、追加作業なしで、100% と 0% の PWM デューティ サイクルを特定することもできます。このテスト結果から、この方式では PWM 周波数範囲 100Hz ~ 10KHz でキャプチャ誤差を 1% 未満に維持できることが分かります。テスト結果はさらに、PWM デューティ 1% 未満およびコーナー ケース 99% 超過における堅牢性も示しています。