JAJA944 July   2025 MSPM0C1104

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
    1. 1.1 PWM 信号キャプチャの概要
    2. 1.2 MSPM0C110x の概要
  5. 2PWM 信号キャプチャ
    1. 2.1 PWM信号キャプチャ方式
    2. 2.2 TIMx CC ブロックによる PWM 信号キャプチャ
    3. 2.3 GPIO 割り込みによる PWM 信号キャプチャ
    4. 2.4 さまざまな PWM 信号キャプチャ設計の比較
  6. 3ソフトウェアの実現
    1. 3.1 立ち上がりエッジと立下りエッジの識別
    2. 3.2 時間順序の分類
    3. 3.3 信号フィルタと結果計算
  7. 4システム テスト
    1. 4.1 テスト設定
    2. 4.2 変数モニタ
    3. 4.3 PWM 信号キャプチャの分解能のテストと比較
  8. 5まとめ
  9. 6参考資料

テスト設定

テスト用のリファレンス PWM を取得するには、波形ジェネレータが必要です。波形ジェネレータの代わりに、高精度 PWM を生成できる別の MCU または DSP を使用することもできます。PWM 信号を PA23 に、GND を LP-MSPM0C1104 に接続します。図 4-1 に示すように、micro-USB ケーブルを介して LP-MSPM0C1104 を PC に接続します。

デモコードは E2E フォーラムでダウンロードできます。「参照」セクションにフォーラムのリンクを掲載しています。事前定義されたシンボル Capture_CC を追加して「ビルド」をクリックし、TIMx CC ブロックによる PWM 信号キャプチャをデバッグするか、事前定義されたシンボル Capture_IO を追加して「ビルド」をクリックし、GPIO 割り込みによる PWM 信号キャプチャをデバッグします。プロジェクトの「タイマ クロック プリスケーラ」を 5 に設定し、「必要なタイマ期間」を 12ms に設定して、100Hz 周波数 PWM をキャプチャします。

 テスト用ハードウェア設定図 4-1 テスト用ハードウェア設定