JAJAA48 October   2025 TDA4VM

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2命令
    1. 2.1 範囲
    2. 2.2 HWA 命令定義
    3. 2.3 故障注入手順
      1. 2.3.1 ブロック図
      2. 2.3.2 故障注入:ステップ
        1. 2.3.2.1 アンダーフロー エラー
        2. 2.3.2.2 オーバーフロー エラー
        3. 2.3.2.3 オフセット パリティ エラー
        4. 2.3.2.4 設定パリティ エラー
          1. 2.3.2.4.1 FSM 構成パリティ エラー
          2. 2.3.2.4.2 B FSM 構成パリティ エラー
          3. 2.3.2.4.3 C FSM 構成パリティ エラー
          4. 2.3.2.4.4 X FSM 構成パリティエラー
        5. 2.3.2.5 C 読み取りエラー
        6. 2.3.2.6 C 書き込みエラー
  6. 3フロー図
    1. 3.1 コード変更
      1. 3.1.1 リターン フックの定義
      2. 3.1.2 MMA クリア関数
      3. 3.1.3 シーケンス テスト
  7. 4まとめ
  8. 5参考資料

設定パリティ エラー

HWA_CONFIG レジスタでパリティの不一致が検出されると、構成パリティ エラーが発生します。HWA_CONFIG パリティ エラーを注入する手順を以下の手順に示します。すべての FSM 構成 (A、B、C、X FSM 構成) はパリティによって保護されます。
  1. HWAOPEN 命令を使用して、パリティ計算をイネーブルにし、パリティ チェックをイネーブルにした状態 (PARITYCTRL = NORMAL) に HWA_CONFIG と HWA_OFFSET を書き込みます。
  2. ベクトル レジスタの値は、テスト対象のフィールドのソフトウェアによって破損します。
  3. HWAOPEN 命令は再び使用され、パリティ計算を無効にし、パリティ チェックを有効 (PARITYCTRL = PNCMCK) に設定した状態で、その C7x ベクタ レジスタの破損データを使用して HWA_CONFIG および HWA_OFFSET に書き込みを行います。このモードでは、最初に計算された保存されたパリティ値が、影響を受けるレジスタで使用されて計算されたパリティと比較してチェックされます。
  4. HWAXFER を実行して、HWA_CONFIG/HWA_OFFSET などのコンテンツを転送し、バッファを転送します。
  5. HWARCV 命令が実行され、エラーが観測されます