JAJSD52C March 2017 – June 2025 OPT3001-Q1
PRODUCTION DATA
OPT3001-Q1 デバイスの特定のレジスタにアクセスするには、I2C 通信シーケンスの中で該当するレジスタ アドレスを書き込むことで行います。レジスタ、および対応のレジスタアドレスの一覧については、「表 7-1」を参照してください。レジスタ アドレスの値 (図 6-1 を参照) は、R/W ビットが Low になっているターゲット アドレス バイトの後に送信される最初のバイトです。
レジスタへの書き込みは、コントローラによって送信される最初のバイトから開始されます。このバイトはターゲット アドレスで、R/W ビットは Low です。その後で、OPT3001-Q1 デバイスは有効なアドレスの受信をアクノリッジします。コントローラから送信される次のバイトは、データが書き込まれるレジスタのアドレスです。次の 2 バイトは、レジスタのアドレスによってレジスタ アドレスに書き込まれます。OPT3001-Q1 デバイスは、データ バイトを受信するたびにアクノリッジします。コントローラは、開始条件または停止条件を生成することによりデータ転送を終了できます。
OPT3001-Q1 デバイスから読み出す場合、書き込み動作によってレジスタ ポインタに保存された最後の値が、読み出し動作中に読み出されるレジスタを決定します。読み出し動作のレジスタ アドレスを変更するには、新しい部分的な I2C 書き込みトランザクションを開始する必要があります。この部分書き込みは、R/W ビットが Low のターゲット アドレス バイトを送信し、その後にレジスタ アドレス バイトを送信し、ストップ コマンドを出すことで実行されます。その後、コントローラはスタート条件を生成し、R/W ビットを High に設定したターゲット アドレス バイトを送信して、読み取りコマンドを開始します。次のバイトはターゲットから送信され、レジスタのアドレスで指定されるレジスタの最上位バイトです。このバイトに続いて、コントローラからアクノリッジがあります。次に、ターゲットは最下位バイトを送信します。コントローラは、データ バイトの受信をアクノリッジします。コントローラは、任意のデータ バイトを受信した後にノン アクノリッジを生成するか、スタート条件またはストップ条件を生成することにより、データ転送を終了できます。同じレジスタから繰り返し読み取りを行いたい場合、毎回レジスタ アドレス バイトを送信する必要はありません。OPT3001-Q1 デバイスは、次の書き込み操作で番号が変更されるまで、レジスタ アドレスを保持します。
書き込みおよび読み取り動作のタイミング図を、それぞれ図 6-2と 図 6-3に示します。レジスタのバイトは、最上位バイトが最初に、その後で最下位バイトが送信されることに注意してください。