JAJSD52C March 2017 – June 2025 OPT3001-Q1
PRODUCTION DATA
OPT3001-Q1 のスペクトル応答は人間の目とほぼ一致しています。周囲光センサの測定結果を、人にとって快適な環境づくりや、最適な光条件の実現に活用する場合、センサは人間の目が感じる光のスペクトルと同じ範囲を測定する必要があります。
また、このデバイスは赤外線 (IR) 除去にも優れています。この IR の除去は、実際の多くの光源には、人間が目にしない大量の赤外線成分が含まれているので、特に重要です。センサが人間の目に見えない赤外線を測定してしまうと、人が実際に感じる視覚体験を正確に再現することはできません。
さらに、周囲光センサーが暗いウィンドウの下に隠されており(最終製品のユーザーからセンサが見えないようになっている場合)、OPT3001-Q1 デバイスの赤外線除去性能は非常に重要になります。これは、多くのダーク ウィンドウが可視光を減衰させる一方で、赤外線を透過する性質を持つためです。可視光が減衰し、赤外線 (IR) が減衰しないことで、センサに届く光のうち赤外線の割合が相対的に高くなります。このような条件下でも、OPT3001-Q1 デバイスの高い赤外線除去性能により、測定結果は人間の目の感覚に非常によく一致します。