JAJSWV4A July 2025 – November 2025 TPSM65630
PRODUCTION DATA
軽負荷時、TPSM656x0 は 2 種類の動作を行うことができます。自動モード動作と呼ばれる動作を使うと、負荷が重い際の通常電流モードと高効率の軽負荷動作との間をシームレスに移行できます。FPWM モードと呼ばれるもう 1 つの動作では、無負荷時でも最大周波数が維持されます。TPSM656x0 がどちらのモードで動作するかは、SYNC/MODE ピンによって決まります。SYNC/MODE が High のとき、本デバイスは FPWM モードになります。SYNC/MODE が Low の場合、本デバイスは PFM モードになります。
自動モードでは、定格最大出力電流の約 1/10 未満の負荷の場合、TPSM656x0 では軽負荷動作が使われます。軽負荷動作では、効率を向上させるため次の 2 つの手法が使われます。
これら 2 つの機能が同時に動作することで、非常に優れた軽負荷動作を実現しますが、互いに独立して動作することに注意します。