JAJU976 January   2025 TPS65219

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 設計上の考慮事項
      1. 2.2.1 プロセッサ - i.MX 93 アプリケーション プロセッサ
      2. 2.2.2 LPDDR4
      3. 2.2.3 eMMC iNAND
    3. 2.3 主な使用製品
      1. 2.3.1 TPS6521940 - 電源管理 IC
      2. 2.3.2 TPS62A02 降圧コンバータ
      3. 2.3.3 TLV740P LDO
  9. 3ハードウェア、ソフトウェアおよびテスト結果
    1. 3.1 ハードウェア要件
    2. 3.2 ソフトウェア要件
      1. 3.2.1 便利な TI PMIC ドライバのユーザースペース コマンドの例
      2. 3.2.2 TPS65219 PMIC パッチ ファイルを適用する手順
  10. 4設計とドキュメントのサポート
    1. 4.1 デザイン ファイル
      1. 4.1.1 回路図
      2. 4.1.2 部品表 (BOM)
      3. 4.1.3 CAD ファイル
    2. 4.2 ソフトウェア ファイル
    3. 4.3 関連資料
      1. 4.3.1 商標

ソフトウェア要件

TI SoM eMMC は、「ソフトウェア ファイル」セクションにリンクされたカスタム WIC イメージを使用して事前フラッシュ書き込み済みです。このイメージは、メインライン Linux と U-Boot リポジトリからバックポートされた TPS65219 ドライバを搭載した組込み Linux Yocto をベースとして、NXP I.MX 93 プロセッサを使用する TI TPS65219 PMIC をサポートする i.MX93 EVK dts ファイルを搭載しています。表 3-1 で WIC イメージ コンポーネントのバージョンを示します。

表 3-1 SDK ビルド情報
SDK コンポーネント リリース固有のビルド情報 バージョン
Yocto 4.2.3 (Mickledore)
Linux カーネル 6.1
UBoot 2023_24

WIC イメージを使用して基板を事前にフラッシュ書き込み済みなので、ユーザーは TI の SoM を i.MX93 EVK と組み合わせて使用するときに変更を加える必要はありません。マザー ボードの電源がオンのときに eMMC からブートするには、ブート モード スイッチが 0000 のデフォルト位置に設定されていることを確認してください