設計と開発に役立つリソース
防水 / 耐ノイズ HMI アプリケーション向け誘導性タッチ・ステンレス・スチール・キーパッドのリファレンス・デザイン
LDC0851 を使用する誘導性センシング 32 ポジション・エンコーダ・ノブのリファレンス・デザイン
インダクタンス-デジタル・コンバータの迅速なプロトタイプ作成を可能にする 19 PCB コイル付き評価モジュール
LDCCOILEVM は、システムのプロトタイプ製作で最大のフレキシビリティを提供し、さまざまなコイル・サイズで実験を行うことができます。細長い長方形の非対称コイルから、直径 3mm の小型円形コイルに至るまで、19 種類のさまざまな独自 PCB コイルが付属しています。各コイルは目打ちで区切られているため、メイン・ボードから折り取ることにより、コイルを簡単に取り外し、TI の誘導センシング・デバイスと組み合わせてリモート・センサとして使用できます。
TI の各種誘導性センサ AFE の利点
インタラクティブなタッチ ボタン
TI の誘導性センサ AFE を活用すると、水中や他の過酷な環境で動作し、手袋着用にも対応できる、信頼性の高い非接触式ボタンを設計できます。
イベント計測
TI の誘導性センサ AFE を採用すると、インクリメンタル エンコーダ ノブと、最大 300 イベント/秒のイベント計測に対応する、信頼性が高くシンプルなソリューションを実装しやすくなります。
金属の近接検出
近接または位置センシング アプリケーションで TI の誘導性センサ AFE を使用すると、マイクロメートル (μm) 単位の精度で導電性物質の存在を検出できます。
TI の誘導型センシングの利点
誘導性センサ向け AFE (アナログ フロント エンド) の活用により、シンプルで信頼性が高く、長期間維持できるタッチ ボタン ソリューションを実現
利点:
- 誘導性コイルには、表面に加えられたさまざまなレベルの力を検出する能力があります。その結果、マルチレベルの機能を実現できます。
- ボタン表面の摩耗や破損が少ないため、従来の機械式ボタンに比べて保管期間を延長できます。
- 異物の多い環境でも信頼性の高い性能。
- 切り抜き、穴あけ、可動部品がありません。
- 手袋を付けたままの指に反応します。
Common Inductive and Capacitive Sensing Applications (Rev. B)
Inductive Touch System Design Guide for HMI Button Applications (Rev. A)
誘導性センサ向け AFE を使用して、位置のインクリメントとデクリメント (増加と減少) を検出
利点:
- キャリブレーション不要。
- 低コスト。
- ほこりや汚れへの耐性。
- 磁気素子の影響を受けません。
- 毎秒 300 回以上の事象を測定できます。
- マイコンのメモリと命令は最小限で済みます。
Common Inductive and Capacitive Sensing Applications (Rev. B)
Sensor Design for Inductive Sensing Applications Using LDC (Rev. C)
誘導性センサ向け AFE (アナログ フロント エンド) の活用で金属の強度、近接性、存在を検出
- システムのニーズを満たすために、金属の存在と近接、バネの圧縮レベルを検出し、回転システムの速度と位置を測定できます (たとえば、歯車の歯数計測など)
- 外部の磁界の存在、強度、近接性を検出し、改ざんを防止
- センサは単純に PCB コイルであり、ターゲットは任意の金属素材であるため、フォーム ファクタの小型化とコスト削減を実現可能
- LDC161x ファミリを活用すると、コイル直径を基準として最大 200% のセンシング距離を実現し、比較的距離の長いセンシングが可能
Common Inductive and Capacitive Sensing Applications (Rev. B)
Inductive Sensing for LDC3114 Metal Proximity Detection
誘導性センサ向け AFE (アナログ フロント エンド) を使用すると、システムに外乱をもたらす可能性のある外部の磁界に対する耐性を確保可能
利点:
- 広帯域ノイズへの固有の耐性を確保しているほか、共振周波数の範囲外にある対象周波数範囲。
- 内部の電磁干渉 (EMI) フィルタとグリッチ除去フィルタは、高周波信号がセンサの後段にある回路への外乱を防止し、EMI に対する耐性を高めます。
- 外部の磁界がデバイスやシステムの動作に影響を及ぼすのを防止する能力は、安全性機能の 1 つとして役割を果たします。
EMI Considerations for Inductive Sensing
Electromagnetic Interference Testing Using the LDC3114
高速回転位置センシング
利点:
- 0°~360° の絶対回転位置に対応する非接触型誘導性位置センサ向けアナログ フロント エンド IC 内蔵
- 最大 480,000 RPM の回転速度で 1 度以下の高分解能と精度
- ASIL C までの決定論的能力とハードウェア能力を達成している LDC5072-Q1 の採用で、機能安全に準拠
- 過酷な環境での動作をサポートし、浮遊磁界、汚れ、汚染に対する耐性
- IC、センサの入力、出力、電源ピンに関する包括的な診断機能