パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFNP (RMP) | 72 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 1,500 | LARGE T&R |
ADC32RF82 の特徴
- 14ビット、デュアル・チャネル、2457.6MSPS ADC
- ノイズ・フロア: -154.1dBFS/Hz
- 最高4.0GHzをサポートするRF入力
- アパーチャ・ジッタ: 90fS
- チャネル分離: fIN = 1.8GHzにおいて95dB
- スペクトラム性能(fIN = 900MHz、–2dBFS時)
- SNR: 61.2dBFS
- SFDR: 67dBc HD2、HD3
- SFDR: 81dBc (スプリアスのワーストケース)
- スペクトラム性能(fIN = 1.85GHz、-2dBFS時)
- SNR: 58.7dBFS
- SFDR: 71dBc HD2、HD3
- SFDR: 76dBc (スプリアスのワーストケース)
- オンチップのデジタル・ダウン・コンバータ
- 最大4つのDDC (デュアル・バンド・モード)
- DDCごとに最大3つの独立NCO
- 過電圧保護用のオンチップの入力クランプ
- プログラム可能なオンチップの電力検出器、AGCサポート用アラーム・ピン付き
- オンチップ・ディザリング
- オンチップの入力終端
- 入力フル・スケール: 1.35VPP
- マルチチップの同期をサポート
- JESD204Bインターフェイス
- サブクラス1ベースの確定的レイテンシ
- チャネルごとに4レーン、12.5Gbps
- 消費電力: 2457.6MSPS時に3.0W/Ch
- 72ピンのVQFNパッケージ(10mm×10mm)
ADC32RF82 に関する概要
ADC32RF82は14ビット、2457.6MSPS、デュアル・チャネルのテレコム・レシーバおよびフィードバック・デバイスのファミリで、4GHzまで、さらにそれ以上の入力周波数でのRFサンプリングに対応しています。ADC32RF82は高い信号対雑音比(SNR)を実現するよう設計され、-154.1 dBFS/Hzのノイズ・スペクトル密度と、広い入力周波数範囲にわたるダイナミック・レンジおよびチャネル分離を実現します。バッファ付きアナログ入力とオンチップの終端により、広い周波数帯域にわたって入力インピーダンスが均一で、サンプルとホールドのグリッチ・エネルギーが最小化されます。
各チャネルは、デュアル・バンドのデジタル・ダウン・コンバータ(DDC)に接続でき、DDCごとに3つまでの独立した16ビット数値制御発振器(NCO)により、位相コヒーレントな周波数ホッピングが可能です。さらに、ADCにはフロントエンドのピークおよびRMS電力検出器とアラーム機能が装備されており、外部の自動ゲイン制御(AGC)アルゴリズムをサポートします。
ADC32RF82は、サブクラス1ベースの確定的レイテンシを持つJESD204Bシリアル・インターフェイスをサポートし、12.5Gbpsまでのデータ速度で、ADCごとに最大4レーンを使用できます。このデバイスは72ピンのVQFNパッケージ(10mm×10mm)で供給され、工業用温度範囲(-40℃~+85℃)に対応します。