パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 CFP (TBAR) (HKV) | 28 |
| 動作温度範囲 (℃) -55 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 25 | TUBE |
ADS1282-SP の特徴
- QMLV (QML Class V) MIL-PRF-38535認定済みで放射線耐性保証(RHA)、SMD 5962-14231
- 5962L1423101VXC - 軍事用温度範囲(-55°C～125°C)で認定済み
- 5962L1423102VXC - 縮小温度範囲(-55°C～115°C)で動的性能改善の認定済み
- 5962L14231
- 吸収線量(TID) 50kRAD (Si)までの放射線耐性保証(RHA)
- シングル・イベント・ラッチアップ(SEL)耐性: LET = 50MeV-cm2/mg (125°C)
- シングル・イベント・ラッチアップ(SEL)耐性: LET = 60MeV-cm2/mg (85°C)
- 高分解能: 124dB SNR (1000SPS)
- 高精度: THD: -102dB
INL: 0.5ppm - 低ノイズのPGA
- 2チャネルの入力MUX
- 本質的に安定な変調器で、範囲外検出に迅速に応答
- 柔軟なデジタル・フィルタ:
- Sinc + FIR + IIR (選択可能)
- リニアまたは最小位相応答
- プログラム可能なハイパス・フィルタ
- FIRデータ・レートを選択可能:
250SPS～4kSPS
- フィルタ・バイパス・オプション
- 低消費電力: 25mW
- オフセットおよびゲイン較正エンジン
- SYNC入力
- アナログ電源：ユニポーラ(5V)またはバイポーラ(±2.5V)
- デジタル電源: 1.75～3.3V
ADS1282-SP に関する概要
ADS1282-SPは、放射線耐性の高い超高性能シングルチップA/Dコンバータ(ADC)で、低ノイズのプログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)と2チャネルの入力マルチプレクサ(MUX)を内蔵しています。ADS1282-SPは、非常に高い精度を実現しながら、放射線耐性を維持して、宇宙用途の厳しい要求を満たし、各種の衛星、ペイロード、センシング、その他過酷な環境のアプリケーションに適しています。
このコンバータは、4次の本質的に安定なデルタ-シグマ(ΔΣ)変調器を使用しており、ノイズおよび線形性の性能が非常に優れています。この変調器は、オンチップのデジタル・フィルタと組み合わせて使用することも、バイパスして後処理フィルタとともに使用することもできます。
柔軟な入力マルチプレクサにより、測定用の追加の外部入力と、内部の自己テスト接続を使用できます。PGAは非常に低ノイズで(5nV/√Hz)、入力インピーダンスが高いため、広い範囲のゲインで、トランスデューサと簡単に接続できます。
デジタル・フィルタは、毎秒250～4000サンプル(SPS)のデータ・レートを選択できます。ハイパス・フィルタ(HPF)はコーナー周波数を設定可能です。オンチップのゲインおよびオフセットのスケーリング・レジスタが、システム較正をサポートします。
同期入力(SYNC)を使用して、複数のADS1282の変換を同期できます。SYNC入力はクロック入力も受け付け可能で、変換を外部のソースと継続的に同期できます。
アンプ、変調器、フィルタの合計消費電力は30mWです。ADS1282-SPは、-55°C～125°Cで完全に動作が規定されています。