パッケージ情報
パッケージ | ピン数 FCBGA (ABC) | 760 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | LARGE T&R |
AM5726 の特徴
- デュアル Arm® Cortex®-A15 マイクロプロセッサ・サブシステム
- 最大 2 つの C66x 浮動小数点 VLIW DSP
- C67x および C64x+ と完全にオブジェクト・コード互換
- サイクルごとに最大 32 回の 16 × 16 ビット固定小数点乗算
- 最大 2.5MB のオンチップ L3 RAM
- 2 つの DDR3/DDR3L メモリ・インターフェイス (EMIF) モジュール
- DDR3-1066 までをサポート
- EMIF ごとに最大 2GB をサポート
- 2 つの デュアル Arm® Cortex®-M4 コプロセッサ (IPU1 と IPU2)
- 最大 4 つの組み込みビジョン・エンジン (EVE)
- IVA-HD サブシステム
- H.264 CODECで4K @ 15fpsのエンコードおよびデコードのサポート
- 他の CODEC は最大 1080p60
- ディスプレイ・サブシステム
- フル HD ビデオ (1920 × 1080p、60fps)
- 複数のビデオ入力とビデオ出力
- 2D および 3D グラフィックス
- DMA エンジンを搭載し、最大 3 つのパイプラインを持つディスプレイ・コントローラ
- HDMI®エンコーダ:HDMI 1.4a および DVI 1.0 準拠
- 2 つのデュアルコア・プログラマブル・リアルタイム・ユニットおよび産業用通信サブシステム (PRU-ICSS)
- 2D グラフィック・アクセラレータ (BB2D) サブシステム
- Vivante®GC320 コア
- ビデオ・プロセッシング・エンジン (VPE)
- デュアル・コア PowerVR®SGX544™ 3D GPU
- 暗号化ハードウェア・アクセラレータ
- AES、SHA、RNG、DES、3DES
- 3 つのビデオ入力ポート (VIP) モジュール
- 汎用メモリ・コントローラ (GPMC)
- 拡張ダイレクト・メモリ・アクセス (EDMA) コントローラ
- 2 ポートのギガビット・イーサネット (GMAC)
- 16 個の 32 ビット汎用タイマ
- 32 ビット MPU ウォッチドッグ・タイマ
- 5 つのI2C™(Inter-Integrated Circuit) ポート
- HDQ™/1-Wire®インターフェイス
- 10 個の構成可能な UART/IrDA/CIR モジュール
- 4 つのマルチチャネル・シリアル・ペリフェラル・インターフェイス (McSPI)
- クワッド SPI インターフェイス(QSPI)
- SATA Gen2 インターフェイス
- 8 つのマルチチャネル・オーディオ・シリアル・ポート (McASP) モジュール
- SuperSpeed USB 3.0 デュアル・ロール・デバイス
- High-Speed USB 2.0 デュアル・ロール・デバイス
- 4 つのマルチメディア・カード / セキュア・デジタル / セキュア・デジタル入出力インターフェイス (MMC™/SD®/SDIO)
- PCI-Express®3.0 サブシステム、2 つの 5Gbps レーン
- 1 つの 2 レーン Gen2 準拠ポート
- または 2 つの 1 レーン Gen2 準拠ポート
- デュアル・コントローラ・エリア・ネットワーク (DCAN) モジュール
- CAN 2.0B プロトコル
- 最大 247 の汎用 I/O (GPIO) ピン
- 電源、リセット、クロック管理 (PRCM) モジュール
- CTools テクノロジによるオンチップ・デバッグ
- 28nm CMOS テクノロジ
- 23mm × 23mm、0.8mm ピッチ、760 ピン BGA (ABC)
AM5726 に関する概要
AM572x Sitara™Arm アプリケーション・プロセッサは、今日の組み込み製品に求められる高度な処理の要求を満たすために開発された製品です。
AM572xデバイスは、完全に統合された混在プロセッサ・ソリューションの最高の柔軟性により、高い処理性能を実現します。このデバイスには、プログラム可能なビデオ処理と、高度に統合されたペリフェラル・セットも組み込まれています。すべてのAM572xデバイスで、暗号化アクセラレーションを使用できます。
デュアル・コアの Arm® Cortex®-A15 RISC CPU と Arm® Neon™ 拡張機能、2 つの TI C66x VLIW 浮動小数点 DSP コア、Vision AccelerationPac (4 つの EVE を搭載) により、プログラムが可能です。Arm を使って、DSP およびコプロセッサ上でプログラムされるその他のアルゴリズムから制御機能を分けて開発することで、システム・ソフトウェアをシンプルにできます。
さらに、TIはArmおよびC66x DSP用に完全な開発ツールのセットを提供しており、Cコンパイラのほか、DSPアセンブリ・オプティマイザなどを使用してプログラミングとスケジューリングを簡素化し、デバッグ・インターフェイスによってソースコードの実行を見通すことができます。