パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGK) | 64 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
CC3220S の特徴
- デュアルコア・アーキテクチャ:
- ユーザー専用アプリケーション MCU サブシステム
- 高度に統合された Wi-Fi ネットワーク・プロセッサ
- 豊富な IoT セキュリティ機能:
- 強化された IoT ネットワーク・セキュリティ
- 非対称キーおよび固有のデバイス ID
- ソフトウェア IP 保護およびセキュア・ストレージ (CC3220S/CC3220SF)
- 高度な低消費電力モードによりバッテリ駆動機器に対応
- パワー・マネージメント・サブシステム内蔵
- 産業用温度範囲:–40℃~85℃
- チップ・レベルの Wi-Fi Alliance Wi-Fi CERTIFIED™
拡張機能リスト:
- アプリケーション・マイクロコントローラ・サブシステム:
- 80MHz 動作の Arm Cortex-M4 コア
- 組み込みメモリ:
- 256KB の RAM
- オプションで 1MB の実行可能フラッシュ
- 外部シリアル・フラッシュ
- ペリフェラル:
- McASP は 2 つの I2S チャネルをサポート
- SD、SPI、I2C、UART
- 8 ビット同期イメージャ・インターフェイス
- 4 チャネル 12 ビット ADC
- 4 つの汎用タイマ (GPT)、16 ビット PWM モード対応
- ウォッチドッグ・タイマ
- 最大 27 の GPIO ピン
- デバッグ・インターフェイス:JTAG、cJTAG、SWD
-
Wi-Fi ネットワーク・プロセッサ (NWP) サブシステム:
- Wi-Fi モード:
- 802.11b/g/n ステーション
- 802.11b/g アクセス・ポイント (AP) で最大 4 つのステーションをサポート
- Wi-Fi Direct クライアントおよびグループ・オーナー
- WPA2 パーソナルおよびエンタープライズ・セキュリティ:WEP、WPA™/WPA2™ PSK、WPA2 エンタープライズ (802.1x)、WPA3™ パーソナル、WPA3™ エンタープライズ
- IPv4 および IPv6 TCP/IP スタック
- 業界標準の BSD ソケット・アプリケーション・プログラミング・インターフェイス (API):
- 16 の TCP または UDP ソケットを同時に使用可能
- 6 つの TLS および SSL ソケットを同時に使用可能
- IP アドレッシング:静的 IP、LLA、DHCPv4、DHCPv6 と重複アドレス検出 (DAD)
- SimpleLink 接続マネージャによる自律的で高速な Wi-Fi 接続
- SmartConfig™ テクノロジ、AP モード、WPS2 オプションによる柔軟な Wi-Fi プロビジョニング
- 内部 HTTP サーバーを使用する RESTful API サポート
-
広範なセキュリティ機能:
- ハードウェア機能
- 分離した実行環境
- デバイス ID
- ハードウェア暗号化エンジンによる先進の高速セキュリティ:AES、DES、3DES、SHA2、MD5、CRC、チェックサム
- 初期セキュア・プログラミング:
- デバッグ・セキュリティ
- JTAG およびデバッグ・ポートをロック
- パーソナルおよびエンタープライズ Wi-Fi セキュリティ
- セキュア・ソケット (SSLv3、TLS1.0、TLS1.1、TLS1.2)
- ネットワーク・セキュリティ:
- パーソナルおよびエンタープライズ Wi-Fi セキュリティ
- セキュア・ソケット (SSLv3、TLS1.0、TLS1.1、TLS1.2)
- HTTPS サーバー
- 信頼済みルート証明書のカタログ
- TI 信頼ルート公開キー
- ソフトウェア IP 保護:
- セキュアなキー・ストレージ
- ファイル・システムのセキュリティ
- ソフトウェアの改変検出
- 複製保護
- セキュア・ブート:ブート時にランタイム・バイナリの整合性と正当性を検証
- ハードウェア機能
- 専用ネットワーク・プロセッサ上で組み込みネットワーク・アプリケーションを実行:
- HTTP/HTTPS Web サーバーと動的なユーザー・コールバック
- mDNS、DNS-SD、DHCP サーバー
- Ping
- 回復機構:出荷時デフォルトまたは完全な出荷時イメージに回復可能
- Wi-Fi TX 出力:
- 1DSSS で 18.0dBm
- 54OFDM で 14.5dBm
- Wi-Fi RX 感度:
- 1DSSS で –96dBm
- 54OFDM で –74.5dBm
- アプリケーションのスループット:
- UDP:16Mbps
- TCP:13Mbps
- ピーク:72Mbps
- Wi-Fi モード:
-
パワー・マネージメント・サブシステム
- 電源電圧範囲の広い内蔵 DC/DC コンバータ:
- VBAT 広電圧範囲モード:2.1V~3.6V
- VIO は常に VBAT と連動
- 事前安定化 1.85V モード
- 高度な低消費電力モード:
- シャットダウン:1µA
- ハイバネーション:4.5µA
- 低消費電力ディープ・スリープ (LPDS):135µA (CC3220R、CC3220S、CC3220SF で、256KB RAM の保持時に測定)
- RX トラフィック (MCU がアクティブ、54OFDM の場合):59mA (CC3220R および CC3220S で測定、CC3220SF では消費電流が 10mA 増大)
- TX トラフィック (MCU がアクティブ、54OFDM、最大出力の場合):223mA (CC3220R および CC3220S で測定、CC3220SF では消費電流が 15mA 増大)
- アイドル接続時 (MCU が LPDS、DTIM = 1 の場合):710µA (CC3220R および CC3220S で、256KB RAM の保持時に測定)
- 電源電圧範囲の広い内蔵 DC/DC コンバータ:
- クロック・ソース:
- 40.0MHz 水晶振動子と内部発振器
- 32.768kHz 水晶振動子または外部 RTC
- RGK パッケージ
- 64 ピン、9mm × 9mm VQFN (Very Thin Quad Flat Nonleaded) パッケージ、0.5mm ピッチ
- 動作温度
- 周囲温度範囲:–40℃~+85℃
- SimpleLink™ MCU プラットフォームの開発者エコシステムをサポート
CC3220S に関する概要
SoC ワイヤレス MCU Cc3220x には、CC3220R、CC3220S、C3220SF の 3 種類があります。
- CC3220R は 256KB の RAM、IoT ネットワーク・セキュリティ、デバイス ID / キーを搭載しています。
- CC3220S は CC3220R の上位製品であり、ファイル・システム暗号化、ユーザー IP (MCU イメージ) 暗号化、セキュア・ブート、デバッグ・セキュリティなどの MCU レベルのセキュリティを備えています。
- CC3220SF は CC3220S の上位製品であり、256KB の RAM に加えて、ユーザー専用の 1MB の実行可能フラッシュも搭載しています。
Wi-Fi CERTIFIED™ ワイヤレス・マイクロコントローラで、IoT (モノのインターネット) 設計を開始しましょう。 SimpleLink™ Wi-Fi® CC3220x ファミリはシステム・オン・チップ (SoC) ソリューションであり、1 つのチップに次の 2 つのプロセッサが搭載されています。
- アプリケーション・プロセッサである Arm® Cortex®-M4 MCU にはユーザー専用の 256KB の RAM と、オプションとして 1MB のシリアル・フラッシュが内蔵されています。
- ネットワーク・プロセッサ MCU が、すべての Wi-Fi® およびインターネット論理層を実行します。この ROM ベースのサブシステムには、802.11b/g/n 無線、ベースバンド、MAC が含まれ、強力な暗号化エンジンが搭載されています。
いずれも、IoT (モノのインターネット) 接続をさらに容易にする新しい機能や能力を備えています。主な新機能は次のとおりです。
- 最適化された低消費電力管理
- 強化されたネットワーク・セキュリティ
- デバイス ID および非対称キー
- 強化されたファイル・システム・セキュリティ (CC3220S および CC3220SF のみ対応)
- IPv6 TCP/IP スタック
- 最大 4 つのステーションをサポートする AP モード
- 最大 16 の同時 BSD ソケット (うち 6 つはセキュア)
- HTTPS のサポート
- RESTful API のサポート
CC3220x ファミリは SimpleLink™ MCU プラットフォームの製品であり、この共通の使いやすい開発環境は中心となる単一のソフトウェア開発キット (SDK)、豊富なツール・セット、リファレンス・デザイン、E2E™ コミュニティにより、Wi-Fi®、Bluetooth® Low Energy、Sub-1GHz、ホスト MCU をサポートしています。詳細については、SimpleLink™ MCU プラットフォームを参照してください。