パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 14 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
CDCE913-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション認定済み
- 以下の結果で AEC-Q100 認定済み:
- デバイス温度グレード
- CDCE913-Q1 のグレード 1:動作時周囲温度範囲:-40℃~+125℃
- CDCEL913-Q1 のグレード 3:動作時周囲温度範囲:-40℃~+85℃
- デバイス HBM ESD 分類レベル H2
- デバイス CDM ESD 分類レベル C6
- デバイス温度グレード
- 機能安全対応
- システム内プログラミングおよび EEPROM
- シリアル プログラム可能な揮発性レジスタ
- 不揮発性 EEPROM に顧客設定を保存
- 柔軟な入力クロック設定の概念
- 外部水晶振動子:8MHz~32MHz
- オンチップ VCXO:プル範囲 ±150ppm
- シングルエンドの LVCMOS:最高 160MHz
- 出力周波数を最高 230MHz まで自由に選択可能
- 低ノイズの PLL コア
- PLL ループ フィルタ コンポーネントを内蔵
- 短いジッタ時間 (標準値 50ps)
- 独立した出力供給ピン:
- CDCE913-Q1:3.3V および 2.5V
- CDCEL913-Q1:1.8V
- 柔軟なクロック ドライバ
- 3 つのユーザ定義可能な制御入力 [S0、S1、S2] を、SSC 選択、周波数切り替え、出力イネーブル、電源オフなどに使用可能
- ビデオ、オーディオ、USB、IEEE1394、RFID、Bluetooth、WLAN、イーサネット、GPS に高精度のクロックを生成
- TI-DaVinci™、OMAP™、DSP を使用して共通クロックの周波数を生成
- SSC 変調をプログラム可能
- 0PPM のクロック生成が可能
- 1.8V デバイス電源
- TSSOP パッケージ
- 開発およびプログラミング キットにより PLL の設計とプログラムが容易 (テキサス・インスツルメンツの Pro-Clock™)
CDCE913-Q1 に関する概要
CDCE913-Q1 および CDCEL913-Q1 デバイスは、モジュラー型フェーズ ロック ループ (PLL) ベースのプログラマブル クロック シンセサイザです。これらのデバイスには、出力クロック、入力信号、制御ピンなど柔軟でプログラム可能なオプションがあり、ユーザーは CDCE913-Q1 および CDCEL913-Q1 をそれぞれの仕様に合わせて構成できます。
CDCE913-Q1 および CDCEL913-Q1 は、単一の入力周波数から最大 3 つの出力クロックを生成できるため、基板面積とコストを削減できます。さらに、複数出力を備えたクロック ジェネレータは、複数の水晶振動子を 1 つのクロック ジェネレータで置き換えることができます。本デバイスは、システムの小型化やコスト効率の向上が進んでいる、ADAS のインフォテインメント システムやカメラ システムのヘッド ユニット アプリケーションやテレマティックス アプリケーションに最適です。
それぞれの出力は、内蔵の構成可能な PLL を使用して、230MHz までの任意のクロック周波数にシステム内でプログラム可能です。また、PLL は拡散スペクトル クロック (SSC) もサポートし、ダウンおよびセンター拡散をプログラム可能です。その結果、電磁干渉 (EMI) 性能が向上し、CISPR-25 などの業界規格の適合を可能とします。
3 つのユーザー定義制御ピンを使用して、周波数プログラミングと SSC のカスタマイズにアクセスできます。この結果、クロックの制御に追加のインターフェイスを使用する必要がなくなります。ユーザーのニーズに応じて、特定のパワーアップやパワーダウン シーケンスを定義することもできます。