パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TQFP (PFB) | 48 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 1,000 | LARGE T&R |
DAC5652 の特徴
- 10 ビット、デュアル伝送 D/A コンバータ (DAC)
- 更新速度:275MSPS
- 単一電源:3.0V~3.6V
- 広いスプリアスフリー・ダイナミック・レンジ (SFDR):80dBc (5MHz)
- 優れた 3 次 2 トーン相互変調特性 (IMD3):78dBc (15.1MHz および 16.1MHz)
- 独立または単一抵抗によるゲイン制御
- デュアル・データまたはインターリーブ・データ
- 1.2V のリファレンスを内蔵
- 低消費電力:290mW
- パワーダウン・モード:9mW
- パッケージ:48 ピン TQFP (Thin-Quad Flat Pack)
DAC5652 に関する概要
DAC5652 は、電圧リファレンスを内蔵したモノリシック、デュアル・チャネルの 10 ビット高速 DAC です。
最高 275MSPS の更新速度で動作し、抜群の動的性能、正確なゲイン、オフセット整合といった特性から、I/Q ベースバンドまたは直接 IF 通信アプリケーションに最適です。
各 DAC には、シングルエンドまたは差動アナログ出力構成に適した高インピーダンスの差動電流出力が備えられています。外部抵抗を使用して、各 DAC のフルスケール出力電流を別々に、または同時にスケーリングできます (一般的には 2mA~20mA)。高精度の内蔵電圧リファレンスは温度補償機能を備え、安定した 1.2V の電圧リファレンスを提供します。外部リファレンスも使用できます。
DAC5652 には、クロックとデータ・ラッチが異なる 10 ビットのパラレル入力ポートが 2 つあります。柔軟性を高めるため、インターリーブ・モードで動作する際には 1 ポートで各 DAC への多重化データもサポートされます。
DAC5652 は、50Ω の二重終端負荷を接続した変圧器結合の差動出力用に設計されています。20mA のフルスケール出力電流の場合、インピーダンス比 4:1 (結果として出力 4dBm) とインピーダンス比 1:1 の変圧器 (出力 -2dBm) の両方がサポートされています。
DAC5652 は 48 ピン TQFP パッケージで供給されます。ファミリ製品間にはピン互換性があり、10 ビット (DAC5652)、12 ビット (DAC5662)、14 ビット (DAC5672) の分解能を選択できます。さらに、DAC5652 は DAC2900 および AD9763 デュアル DAC とピン互換です。このデバイスは、–40℃~85℃の工業用温度範囲で動作が規定されています。