パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTV) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
DRV8320 の特徴
- トリプル・ハーフブリッジ・ゲート・ドライバ
- 3つのハイサイドと3つのローサイドのNチャネルMOSFET(NMOS)を駆動
- スマート・ゲート・ドライブ・アーキテクチャ
- 調整可能なスルー・レート制御
- 10mA~1Aのピーク・ソース電流
- 20mA~2Aのピーク・シンク電流
- ゲート・ドライバ電源を内蔵
- 100%のPWMデューティ・サイクルをサポート
- ハイサイドのチャージ・ポンプ
- ローサイドのリニア・レギュレータ
- 6V~60Vの動作電圧範囲
- 降圧レギュレータ内蔵(オプション)
- LMR16006X SIMPLE SWITCHER®
- 4~60Vの動作電圧範囲
- 0.8~60Vで600mAの出力能力
- トリプル電流センス・アンプ(CSA)内蔵(オプション)
- 可変ゲイン(5、10、20、40V/V)
- 双方向または単方向のサポート
- SPIおよびハードウェア・インターフェイスを利用可能
- 6x、3x、1x、および独立PWMモード
- 1.8V、3.3V、5Vのロジック入力電圧をサポート
- 低消費電力のスリープ・モード(12µA)
- リニア電圧レギュレータ、3.3V、30mA
- 小型で占有面積の小さいQFNパッケージ
- パワー・ブロックによる効率的なシステム設計
- 保護機能を内蔵
- VM低電圧誤動作防止(UVLO)
- チャージ・ポンプ低電圧(CPUV)
- MOSFET過電流保護(OCP)
- ゲート・ドライバ障害(GDF)
- 熱警告およびシャットダウン(OTW/OTSD)
- 障害状況インジケータ(nFAULT)
DRV8320 に関する概要
DRV832xファミリのデバイスは、3相アプリケーション用の統合ゲート・ドライバです。このデバイスには、3つのハーフ・ブリッジ・ゲート・ドライバがあり、それぞれがハイサイドとローサイドのNチャネル・パワーMOSFETを駆動できます。DRV832xは、内蔵のチャージ・ポンプを使用してハイサイドMOSFET用の、リニア・レギュレータを使用してローサイドMOSFET用の、適切なゲート駆動電圧を生成します。スマート・ゲート・ドライブのアーキテクチャは、最大でソース1A、シンク2Aのピーク・ゲート駆動電流をサポートします。DRV832xは単一電源で動作し、ゲート・ドライバについて6~60V、オプションの降圧レギュレータについて4~60Vの広い入力電源電圧に対応します。
6x、3x、1x、および独立入力のPWMモードにより、コントローラの回路と簡単に接続できます。ゲート・ドライバとデバイスの構成設定は、SPIまたはハードウェア(H/W)インターフェイスにより細かく変更可能です。DRV8323およびDRV8323Rデバイスには3つのローサイド電流センス・アンプが内蔵されており、駆動段の3相すべてについて、双方向の電流センシングが可能です。DRV8320RおよびDRV8323Rデバイスには、600mAの降圧レギュレータが内蔵されています。
低消費電力のスリープ・モードがあり、内部回路のほとんどをシャットダウンして、静止電流を低減できます。低電圧誤動作防止、チャージ・ポンプ障害、MOSFET過電流、MOSFET短絡、ゲート・ドライバ障害、過熱への保護機能が内蔵されています。障害状況はnFAULTピンにより通知され、SPI版のデバイスではデバイスのレジスタにより詳細が通知されます。