パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (DW) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -55 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 40 | TUBE |
ISO7721 の特徴
- 100Mbps のデータ・レート
- 堅牢な絶縁バリア:
- 1.5 kV RMS の動作電圧で 100 年を超える予測寿命
- 最高 5000V RMS の絶縁定格
- 最高 12.8kV のサージ耐量
- CMTI:±100kV/µs (標準値)
- 広い電源電圧範囲:2.25V~5.5V
- 2.25V / 5.5V レベル変換
- デフォルト出力が High (ISO772x) と Low (ISO772xF) のオプション
- 広い温度範囲:–55℃~+125℃
- 低消費電力:1Mbps でチャネルごとに標準値 1.7mA
- 小さい伝搬遅延時間:11ns (標準値)
- 堅牢な電磁気互換性 (EMC)
- システム・レベルでの ESD、EFT、サージ耐性
- 絶縁バリアの両側で ±8kV の IEC 61000-4-2 接触放電保護
- 低い放射
- ワイド SOIC (DW-16 、DWV-8) およびナロー SOIC (D-8) パッケージ・オプション
- 車載用バージョンを利用可能:ISO772x-Q1
- 安全関連認証
- DIN EN IEC 60747-17 (VDE 0884-17)
- UL 1577 部品認定プログラム
- IEC 61010-1、IEC 62368-1、IEC 60601-1、GB 4943.1 認定
ISO7721 に関する概要
ISO772x デバイスは、高性能のデュアル・チャネル・デジタル・アイソレータであり、UL 1577 準拠で 5000V RMS (DW および DWV パッケージ) および 3000V RMS (D パッケージ) の絶縁定格を備えています。このファミリには、VDE、CSA、TUV、CQC に準拠した強化絶縁定格を持つデバイスが含まれています。 ISO7721B デバイスは、基本絶縁定格のみを必要とするアプリケーション向けに設計されています。
ISO772x デバイスは電磁気耐性が高く、放射が低く、低消費電力を実現し、CMOS または LVCMOS デジタル I/O が絶縁されています。それぞれの絶縁チャネルにはロジック入力および出力バッファがあり、二重の容量性二酸化ケイ素 (SiO 2) 絶縁バリアによって分離されています。 ISO7720 デバイスでは 2 つのチャネルが同じ方向で、 ISO7721 デバイスでは 2 つのチャネルが逆方向です。入力電力または入力信号が失われた場合のデフォルト出力は、接尾辞 F のないデバイスでは High、接尾辞 F のあるデバイスでは Low です。詳細は「デバイスの機能モード」のセクションを参照してください。
これらのデバイスを絶縁電源と組み合わせて使用することで、 RS-485、RS-232、CAN などのデータ・バスのノイズ電流によって敏感な回路が損傷を受けることを防止できます。革新的なチップ設計およびレイアウト技法により、 ISO772x デバイスは電磁気互換性が大幅に強化されているため、システム・レベルの ESD、EFT、サージ、および放射のコンプライアンスを容易に達成できます。 ISO772x ファミリのデバイスは、幅広の 16 ピン SOIC (DW) 、幅広の 8 ピン SOIC (DWV)、および細型の 8 ピン SOIC (D) のパッケージで供給されます。