パッケージ情報
パッケージ | ピン数 PDIP (P) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 40 | TUBE |
LMC6001 の特徴
( 特記のない限りTA = 25 °Cのリミット値です)
- 入力電流(100%テスト済み) . . . 25fA
- 全温度範囲( 40 °C~+ 85 °C ) の入力電流 . . . 2pA
- 消費電流 . . . 750µA
- 低VOS . . . 350µV
- 低ノイズ . . . 22nV/√Hz @ 1kHz (代表値)
LMC6001 に関する概要
LMC6001 の特長は、入力電流が25fA (max) で100%テストされること、低電力動作、2000V のESD 耐圧です。低入力電流 オペアンプの新しい業界標準となっています。モールド・コンパウンドの緻密な管理技術により、ナショナルセミコンダクター社は、こ の超低入力電流を低コストのモールド・パッケージで提供できます。
他の低入力電流オペアンプによく見られる長いターンオン・セトリング時間をなくすため、LMC6001A は、動作の最初の1 分間に3 回テストされます。25fA のリミット値を合格しても、ドリフトすれば不合格となります。
LMC6001 では、0.13fA/√Hz の超低入力電流ノイズを実現しているので、高抵抗値信号源をほぼノイズレスで増幅できます。LMC6001 は、100kΩ 時に1dB、1MΩ 時に0.1dB、10MΩ ~ 2,000MΩ 時に0.01dB 以下のノイズが増すだけのほぼノイズレスのアンプです。
LMC6001 は、高感度のフォト検出トランスインピーダンス・アンプやセンサ・アンプなどのような超低入力リーク電流が要求されるエ レクトロメータ・アプリケーションに最適です。基準入力ノイズはわずか22nV/√Hz なので、JFET 入力タイプのエレクトロメータ・アン プより高いSN 比を得られます。LMC6001 の他のアプリケーションとしては、長間隔の積分器、超高入力インピーダンス計測用ア ンプ、高感度の電界測定回路などがあります。