パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGC) | 64 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,500 | LARGE T&R |
LMK5C33216 の特徴
- 491.52MHz で RMS ジッタが 40fs の BAW APLL
- アナログ位相ロック・ループ (APLL) と対になった 3 つの高性能デジタル位相ロック・ループ (DPLL)
- 0.01Hz~4kHz にプログラム可能な DPLL ループ帯域幅
- -116dBc/Hz の DPLL TDC ノイズ (100Hz オフセット、122.88MHz、TDC レート 20MHz 以上)
- 2 つの差動またはシングルエンド DPLL 入力
- 1Hz~800MHz 差動
- 位相キャンセルと位相スルー制御によるヒットレス・スイッチング
- 優先度に基づくリファレンス選択
- プログラマブルなフォーマットの 16 の出力
- 1000MHz の LVPECL/LVDS/HSDS
- 3000MHz の CML (OUT4、OUT6)
- 200MHz の LVCMOS (OUT0、OUT1)
- 3.3V 単電源、LDO 内蔵
- I2C または 3 線式 / 4 線式 SPI インターフェイス
- 1 つの XO/TCXO/OCXO で対応可能
- 40 ビット DPLL または APLL DCO、1ppt 未満
- 終了時の位相ビルド・アウトによるホールドオーバー
- 遅延をプログラム可能なゼロ遅延モード
- ユーザー・プログラマブル EEPROM
- 105℃の PCB 温度に対応
LMK5C33216 に関する概要
LMK5C33216 は、通信インフラ・アプリケーションの厳しい要件を満たすように設計された先進の基準クロック選択およびヒットレス・スイッチング機能を備えた高性能ネットワーク・クロック・ジェネレータ、シンクロナイザ、ジッタ・アッテネータです。
LMK5C33216 は、プログラマブルなループ帯域幅、外部ループ・フィルタ不要を特長とする 3 つの DPLL を内蔵しており、最大限の柔軟性と使いやすさを備えています。各 DPLL は、対になった APLL を DPLL リファレンス入力に位相固定します。APLL リファレンスは、長期的な周波数精度を決定します。
3 つの APLL は、対になった DPLL から独立して動作させ、またその他の APLL からカスケード接続することで、プログラマブルに周波数を変換できます。APLL3 は、TI 独自のバルク弾性波 (BAW) VCBO 技術を採用した超高性能 PLL を特長としており、XO およびリファレンス入力のジッタにも周波数にも無関係に、40fs の RMS ジッタで出力クロックを生成できます。APLL1 と APLL2 では、追加の周波数ドメインを選択できます。
本デバイスは、I2C または SPI インターフェイスを介して完全にプログラム可能です。内蔵 EEPROM は、起動時のシステム・クロックをカスタマイズするために使用できます。