パッケージ情報
パッケージ | ピン数 DSBGA (YFF) | 40 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
MSP430F5151 の特徴
- 低い電源電圧範囲: 3.6Vから最低1.8Vまで
- 超低消費電力
- アクティブ・モード(AM): 180µA/MHz
- スタンバイ・モード(LPM3 WDTモード、3V): 1.1µA
- オフ・モード(LPM4 RAMの内容保持、3V): 0.9µA
- シャットダウン・モード(LPM4.5、3V): 0.25µA
- スタンバイ・モードから5µs以内にウェークアップ
- 16ビットRISCアーキテクチャ、拡張メモリ、命令サイクル・タイム40ns
- 柔軟な電力管理システム
- プログラム可能な、レギュレートされたコア電源電圧を持つ、完全に統合されたLDO
- 電源電圧の管理、監視、およびブラウンアウト
- 統合クロック・システム
- FLL制御ループによる周波数安定化
- 低電力、低周波数の内部クロック・ソース(VLO)
- 低周波数のトリムされた内部基準ソース(REFO)
- 32kHzの水晶振動子(XT1)
- 最高25MHzの高周波数水晶振動子(XT1)
- ハードウェア・マルチプライヤで32ビットの演算をサポート
- 3チャネルのDMA
- 最大12の5V許容デジタル・プッシュ/プルI/Oと、最大20mAの駆動強度(1)
- 16ビット・タイマTD0は3つのキャプチャ/コンペア・レジスタを搭載し、高分解能モードをサポート
- 16ビット・タイマTD1は3つのキャプチャ/コンペア・レジスタを搭載し、高分解能モードをサポート
- 16ビット・タイマTA0は3つのキャプチャ/コンペア・レジスタを搭載
- ユニバーサル・シリアル通信インターフェイス(USCI) (1)
- USCI_A0でサポートされる機能
- 自動ボーレート検出機能付きの拡張UART
- IrDAエンコーダおよびデコーダ
- 同期SPI
- USCI_B0でサポートされる機能
- I2C
- 同期SPI
- USCI_A0でサポートされる機能
- 10ビット、200kspsのアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)
- 内部基準
- サンプル・アンド・ホールド
- 自動スキャン機能
- 最大8つの外部チャネルと2つの内部チャネル、温度センサを含む(1)
- 最大16チャネルのオンチップ・コンパレータ、超低消費電力モード搭載(1)
- シリアルのオンボード・プログラミング、外部からのプログラミング電圧は不要
- デバイスの比較 に、供給中の製品ファミリを掲載
- 40ピンQFN (RSB)、38ピンTSSOP (DA)、40ピンのダイ・サイズBGA (YFF)パッケージで供給
(1)40ピンのQFNパッケージ・オプションでは、すべての機能を使用できます。他のパッケージで利用できる機能については、信号概要を参照してください。
MSP430F5151 に関する概要
TI MSPファミリの超低消費電力マイクロコントローラは複数のデバイスで構成され、それぞれが各種のアプリケーションを対象とする異なるペリフェラルを搭載しています。このアーキテクチャは5つの低消費電力モードを持ち、携帯用測定器用途でバッテリ駆動時間を延長するよう最適化されています。このデバイスには、強力な16ビットRISC CPU、16ビット・レジスタ、およびコンスタント・ジェネレータが搭載されており、コード効率が最大限に向上します。デジタル制御発振器(DCO)により、デバイスは低消費電力モードからアクティブ・モードへ5µs未満でウェークアップできます。
MSP430F51x2マイクロコントローラには、2つの16ビット高分解能タイマ、2つのUSCI (USCI_A0およびUSCI_B0)、32ビットのハードウェア乗算器、高性能の10ビットADC、オンチップ・コンパレータ、3チャネルのDMA、5V許容のI/O、最大29本のI/Oピンが搭載されています。
MSP430F51x1マイクロコントローラには、2つの16ビット高分解能タイマ、2つのUSCI (USCI_A0およびUSCI_B0)、32ビットのハードウェア乗算器、オンチップ・コンパレータ、3チャネルのDMA、5V許容のI/O、最大29本のI/Oピンが搭載されています。
これらのデバイスの代表的なアプリケーションとして、アナログおよびデジタル・センサ・システム、LEDライティング、デジタル電源、モータ制御、リモート・コントロール、サーモスタット、デジタル・タイマ、ハンドヘルド・メータが挙げられます。
モジュールの完全な説明については、『MSP430FR5xxおよびMSP430FR6xxファミリ ユーザー・ガイド』を参照してください。