パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VSSOP (DGK) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
OPA2810 の特徴
- ゲイン帯域幅積: 70MHz
- 小信号帯域幅: 105MHz
- スルーレート: 192V/µs
- 広い電源電圧範囲: 4.75V~27V
- 低ノイズ
- 入力電圧ノイズ: 6nV/√Hz (f=500kHz)
- 入力電流ノイズ: 5fA/√Hz (f=10kHz)
- レール・ツー・レール入出力
- FET入力段:2pAの入力バイアス電流(標準値)
- 高リニア出力電流: 75mA
- 入力オフセット: ±1.5mV (最大値)
- オフセット・ドリフト係数: ±2µV/℃(標準値)
- 低消費電流: 3.6mA/チャネル
- 拡張温度範囲で動作:
-40℃~+125℃
OPA2810 に関する概要
OPA2810は、入力バイアス電流の小さい、デュアル・チャネル、FET入力の電圧帰還オペアンプです。ユニティ・ゲイン安定で、105MHzの小信号ユニティ・ゲイン帯域幅を提供し、チャネルあたり3.6mA (標準値)の低い静止電流(IQ)で優れたDC精度と動的AC性能を実現します。テキサス・インスツルメンツ独自の高速SiGe BiCMOSプロセスで製造されており、静止電流が同等である他のFET入力アンプに比べて大幅に性能が向上しています。70MHzのゲイン帯域幅積(GBWP)、192V/µsのスルー・レート、6nV/√Hzの低い電圧ノイズにより、幅広い高忠実度データ収集/信号処理装置に適しています。
OPA2810は4.75V~27Vの広い電源電圧範囲で動作し、レール・ツー・レール入出力を特長としています。また、75mAのリニア出力電流を提供できることから、オプトエレクトロニクス部品およびアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)入力の駆動や、重負荷へのDAC出力のバッファリングにも最適です。
OPA2810は8ピンのSOIC、SOT23、VSSOPパッケージで供給され、拡張産業用温度範囲の-40°C~+125°Cで動作が規定されています。