パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSG) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
OPA858 の特徴
- 高いゲイン帯域幅積: 5.5GHz
- 不完全補償型、ゲイン7V/V以上 (安定)
- 超低バイアス電流MOSFET入力: 10pA
- 低入力電圧ノイズ: 2.5nV/√Hz
- スルーレート: 2000V/µs
- 低い入力容量
- 同相: 0.6pF
- 差動: 0.2pF
- 広い入力同相範囲
- 正電源から1.4V
- 負電源を含む
- TIA構成で2.5VPPの出力スイング
- 電源電圧範囲: 3.3V~5.25V
- 静止電流: 20.5mA
- 8ピンのWSONパッケージで供給
- 温度範囲: -40~+125℃
OPA858 に関する概要
OPA858は、広帯域トランスインピーダンスおよび電圧アンプ・アプリケーション用の、広帯域、低ノイズのCMOS入力オペアンプです。デバイスがトランスインピーダンス・アンプ(TIA)として構成されているとき、5.5GHzのゲイン帯域幅積により、数十~数百kΩの範囲のトランスインピーダンス・ゲインで高い閉ループ帯域幅を必要とするアプリケーションに使用できます。
下のグラフは、アンプがTIAとして構成されているときのOPA858の帯域幅およびノイズ特性を、フォトダイオード容量の関数として示したものです。合計ノイズは、左側のスケールでDCから、計算されるf-3dB周波数までの帯域幅にわたって計算されます。OPA858のパッケージにはフィードバック・ピン(FB)が搭載されているため、入力と出力の間の帰還回路接続が簡単になります。
OPA858は、下の図に示すような光学的タイム・オブ・フライト(ToF)システムでの使用に最適化されており、この場合にOPA858はTDC7201時間/デジタル・コンバータとともに使用されます。OPA858は、高速のアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)、およびADCを駆動するためのTHS4541やLMH5401などの差動出力アンプとともに、高分解能LIDARシステムにも使用できます。