パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGT) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
THS3491 の特徴
- 帯域幅:
- 900MHz (V O = 2V PP、A V = 5V/V)
- 320MHz (V O = 10V PP、A V = 5V/V)
- スルーレート:8000V/µs (V O = 20V PP)
- 入力電圧ノイズ:1.7nV/√ Hz
- バイポーラ電源電圧範囲:±7V~±16V
- 単一電源電圧範囲:14V~32V
- 出力スイング:28V PP (±16V 電源、100Ω 負荷)
- リニア出力電流:±420mA (標準値)
- 16.8mA の調整済み消費電流 (低温度係数)
- HD2 および HD3:–75dBc 未満 (50MHz、V O = 10V PP、100Ω 負荷)
- 立ち上がりおよび立ち下がり時間:1.3ns (10V ステップ)
- オーバーシュート:1.5% (10V ステップ、A V = 5V/V)
- 電流制限およびサーマル・シャットダウン保護
- パワー・ダウン機能
THS3491 に関する概要
THS3491 電流帰還アンプ (CFA) は、100Ω 負荷時に DC~100MHz 超の動作周波数により、高出力レベルで歪みを最小限に抑える必要があるアプリケーションにおいて、かつてないレベルの性能を実現します。仕様ではゲインは 5V/V ですが、この電流帰還設計により、広いゲイン範囲にわたって帯域幅と歪みがほぼ一定に維持されます。
8000V/µs のスルーレートにより、要求の厳しい負荷に 10V PP の出力を提供し、100MHz まで歪みを小さく抑えることができます。900MHz の小信号帯域幅により、10V ステップで 1.5% 未満の低オーバーシュートと、1.3ns 未満の立ち上がり/立ち下がり時間を実現します。500mA を上回るピーク出力電流駆動により、高速信号で重い容量性負荷を駆動できます。
VQFN-16 (RGT) パッケージを使用した新規設計では、歪みを最小限に抑えることができる一方、8 ピンの HSOIC (DDA) パッケージ (PowerPAD™ 搭載) は既存の THS3091 設計または THS3095 設計をアップグレードします。 THS3491 は出力ヘッドルームが小さく、THS3091 や THS3095 に比べて、同じ ±15V 電源でも出力振幅が大きくなります。