パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TLV6003 の特徴
- 超低消費電力動作:1.2µA (最大値)
- 低い入力オフセット電圧:550µV (最大値)
- 最高 18V のバッテリ逆極性保護
- レール・ツー・レール入出力
- ゲイン帯域幅積:5.5kHz
- 仕様温度範囲:
TA = -40℃~+125℃ - 動作温度範囲:
TA = -55℃~+125℃ - レールを超える入力同相範囲:
-0.1V~VCC + 5V - 電源電圧範囲:2.5V~16V
- 小型パッケージ
- 5 ピン SOT-23
TLV6003 に関する概要
TLV6003 は最大オフセットが非常に小さく、チャネルあたりの消費電流がわずか 980nA のナノパワー・オペアンプです。バッテリ逆極性保護により、バッテリを誤って取り付けた場合でもアンプは過電流状態から保護されます。過酷な環境で、正の電圧レールより入力を 5V 高くしてもデバイスは損傷しません。
消費電流が小さく、入力バイアス電流も小さいため、このデバイスは直列抵抗の大きい入力源 (例:PIR モーション検出器、一酸化炭素センサ) でも使用できます。550µV (25℃) の小さな最大オフセット電圧、120dB (標準値) の CMRR、2.7V で 112dB の最小開ループ・ゲインにより、DC 精度が維持されます。
最大動作電源電圧は 2.5V~16V に規定されており、電気的特性は 2.7V、5V、15V で規定されています。2.5V 動作が可能であることからリチウムイオン・バッテリ駆動システムにも対応できるため、TLV6003 は、TI の MSP430 などの低消費電力マイクロコントローラへの入力信号の増幅とバッファ処理のための優れた選択肢でもあります。
TLV6003 は、小型の SOT-23 パッケージで供給されます。