パッケージ情報
パッケージ | ピン数 X1SON (DEC) | 2 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 10,000 | LARGE T&R |
TMP61 の特徴
- 正の温度係数 (PTC) を持つ シリコン・ベースのサーミスタ
- 温度範囲全体で抵抗の線形的な変化
- 25°C での抵抗 (R25):公称値 10kΩ
- 最大 ±1% (0°C~70°C)
- 広い動作温度範囲:-40°C~+150 °C
- 全温度範囲にわたって安定した感度
- 6400ppm/°C TCR (25°C)
- 温度範囲全体にわたる TCR 許容誤差:0.2% (標準値)
- 高速な熱応答時間:0.6s (DEC)
- 長寿命で安定した性能
- 短絡障害に備えてフェイルセーフを内蔵
- センサの長期ドリフト:0.5% (標準値)
TMP61 に関する概要
サーミスタ設計ツールを使用して、いますぐ設計を開始しましょう。抵抗・温度変換表 (R-T 表) の計算や温度を求める簡単な手法、C コード・サンプルを利用できます。
TMP61 リニア・サーミスタは、全温度範囲にわたる線形性と安定した感度を備えているため、簡単かつ正確な方法で温度を変換できます。本デバイスは消費電力が低く、熱容量が小さいため、自己発熱は最小限です。
本質的に高温時にフェイルセーフ挙動を示し環境変化に耐えるこれらのデバイスは、長寿命高性能向けに設計されています。また TMP6 シリーズは、小型であるため熱源に近付けて配置でき迅速な応答が得られます。
NTC サーミスタと比較して、追加の線形化回路が不要、較正が最小限、抵抗公差の変動が小さい、高温での感度が高い、変換方式が簡単などの利点があるため、時間およびメモリを削減できます。
TMP61 は現在、0402 X1SON パッケージ、0603 SOT-5X3 パッケージ、2 ピンのスルーホール TO-92S パッケージで供給されています。