パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (D) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,500 | LARGE T&R |
TMS3705 の特徴
- TI-RFid™ RF 識別システム用基地局 IC
- アンテナを駆動
- 変調データをアンテナに送信
- トランスポンダの応答を検出および復調 (FSK)
- 短絡保護
- 診断
- スリープ・モード消費電流:0.2mA
- 車載要件に合わせて設計
- 16 ピン SOIC (D) パッケージ
TMS3705 に関する概要
TMS3705 トランスポンダ基地局 IC により、TI-RFid トランスポンダ・システムのアンテナを駆動し、変調データをアンテナ信号として送信し、トランスポンダの応答を検出および復調することができます。トランスポンダの応答は、周波数シフト・キーイング (FSK) 信号です。HIGH ビットまたは LOW ビットは、2 種類の高周波信号 (LOW ビットは公称 134.2kHz、HIGH ビットは公称 123kHz) でコード化されます。トランスポンダは、内蔵されたコードに従って、これらの信号をアンテナ・コイルに誘導します。トランスポンダがデータを送信するために必要な電力は、トランスポンダの蓄電コンデンサに蓄えられます。このコンデンサは、アンテナ電界により、先行する充電フェーズで充電されます。また、この IC は外部マイクロコントローラへのインターフェイスも備えています。
マイクロコントローラと基地局 IC へのクロック供給には、次の 2 つの構成があります。
基地局 IC にはオンチップ PLL が搭載されており、内部クロック電源専用に 16MHz のクロック周波数を生成します。AES トランスポンダ製品 (TRPWS21GTEA または RF430F5xxx など) との組み合わせに推奨されるのは、TMS3705DDRQ1 および TMS3705GDRQ1 だけです。TMS3705EDRQ1 および TMS3705FDRQ1 は、DST40、DST80、MPT トランスポンダ (TMS37145TEAx、TMS37126xx、TMS37x128xx、TMS37x136xx、TMS37x158xx、RI-TRP-DR2B-xx、RI-TRP-BRHP-xx など) と組み合わせた場合に最高水準の性能を提供しますが、AES トランスポンダ製品と組み合わせることはできません。