パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RUA) | 42 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TS3L501E の特徴
- パワーダウン・モードを内蔵
- 広い帯域幅 (BW = 600MHz (標準値))
- 小さいクロストーク (XTALK = -37dB (標準値)、250MHz 時)
- 小さいビット間スキュー (tsk(o) ≦ 100ps)
- 小さくフラットなオン抵抗 (ron = 4Ω (標準値)、ron(flat) = 0.5Ω (標準値))
- 小さい入力および出力容量 (CON = 9pF (標準値))
- データ I/O ポートでのレール・ツー・レールのスイッチング (0V~3.6V)
- VCC 動作範囲:3V~3.6V
- パワーダウン・モードのサポート
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
- ESD 性能 (A、B、C、LED ピン)
- ±4kV:IEC61000-4-2、接触放電
- 6kV:JESD22-A114E、人体モデル (スイッチ I/O ピンと GND との間)
- ESD 性能 (すべてのピン)
- 2kV:JESD22-A114E、人体モデル
TS3L501E に関する概要
TS3L501E は、選択入力 (SEL) とパワーダウン・モード入力を備えた 11 チャネル SPDT アナログ・スイッチまたは 22 ビット - 11 ビット・マルチプレクサ / デマルチプレクサ LAN スイッチです。本デバイスは、LED 信号を示すステータスを切り替えるための追加の I/O を備えており、また優れた ESD 保護機能を備えています。SEL 入力は、マルチプレクサまたはデマルチプレクサのデータ・パスを制御します。パワーダウン入力を使うと、モード選択によって消費電流を最小限に抑えるために、本デバイスをスタンバイ・モードに移行させることができます。
本デバイスは、オン抵抗 (ron) が小さくフラットであり、オン抵抗のマッチングが非常に優れています。入力または出力の静電容量が小さく、帯域幅が広く、スキューが小さく、チャネル間のクロストークが小さいため、このデバイスは 10/100/1000 Base-T などの各種 LAN アプリケーションに適しています。このデバイスは、LAN アプリケーションの機械式リレーを置き換えるために使用できます。本デバイスは、10/100 Base-T のイーサネット・トランシーバからの信号を、ラップトップやドッキング・ステーションの RJ-45 LAN コネクタへ転送するためにも使用できます。
このデバイスは、-40℃~85℃の周囲温度範囲で動作が規定されています。