JAJSE42E November 2016 – May 2018 DM505
PRODUCTION DATA.
DM505は、ドローン、ロボット、フォークリフト、鉄道、農業機器などの産業用製品でのビジョン解析およびマシン・ビジョン処理向けの、高度に最適化されたデバイスです。このプロセッサにはリアルタイムの性能、低消費電力、小さな外形、カメラ処理が最適な形で統合されており、システムは物理的な世界やその中の人間とよりインテリジェントかつ有用な方法で相互作用できるため、高度な組み込みビジョン処理が可能になります。
DM505には異種混合で拡張性のあるアーキテクチャが搭載されており、TIの固定小数点および浮動小数点TMS320C66xデジタル信号プロセッサ(DSP)生成コア、Vision AccelerationPac (EVE)、およびデュアルCortex-M4プロセッサが混在しています。このデバイスは、リアルタイムの処理能力を犠牲にすることなく、組み込みシステムの厳しい制約を満たす低消費電力の設計が可能で、小型のデザインを実現できます。また、DM505にはマルチカメラ入力(パラレルとシリアルの両方)、ディスプレイ出力、オーディオおよびシリアルI/O、CAN、ギガビット・イーサネットAVBなど、多くの周辺インターフェイスが搭載されています。
TIは弊社のデザイン・ネットワーク・パートナーからアプリケーション固有のハードウェアとソフトウェアを提供しており、またArmおよびDSP用に、TI RTOSを含むCコンパイラなど開発ツールの完全なセットも提供しているため、製品を短期間で市場投入できます。
型番 | パッケージ | 本体サイズ |
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DM505 | S-PBGA (367) | 15.0mm×15.0mm |