JAJSCU3 December 2016 DRV401-Q1
PRODUCTION DATA.
以降のページには、メカニカル、パッケージ、および注文に関する情報が記載されています。この情報は、そのデバイスについて利用可能な最新のデータです。このデータは予告なく変更されることがあり、ドキュメントが改訂される場合もあります。本データシートのブラウザ版を使用されている場合は、画面左側の説明をご覧ください。
サーマル・パッドが露出しているパッケージは、特に優れた消費電力特性を実現するよう設計されていますが、総合的な放熱効率には基板のレイアウトが大きく関係します。Table 1は、露出したサーマル・パッドを持つパッケージを通常のPCBにハンダ付けしたときの熱抵抗(θJA)を示したものです。これは、『熱特性が強化されたPowerPADパッケージ』(SLMA002)に記載されているのと同じものです。EIA/JEDEC仕様のJESD51-0から7まで、『QFN/SONのPCB実装』(SLUA271)および『クワッド・フラットパック・リード端子なしロジック・パッケージ』(SCBA017)を参照してください。これらのドキュメントは、www.ti.comでダウンロードできます。
パラメータ | VQFN |
---|---|
θJP | 9 |
無気流でのθJA | 40 |
強制気流(150lfm)でのθJA | 38 |
TIは、サーマル・パッドにできるだけ近い場所で温度を測定することを推奨します。熱インピーダンスθJPが10℃/W未満と比較的低いため(PCB上の温度テスト・ポイントでは℃/Wが多少増加)、アプリケーションで接合部温度を適切に推定できます。
PCB上のサーマル・パッドには、VQFNパッケージ用のビアが9つ以上存在する必要があります。
コンポーネントの数、配線のレイアウト、層、気流は、放熱性能に多大な影響を及ぼします。適切な熱的条件を保証するには、実稼働環境で、ワーストケースの負荷状況をテストする必要があります。長時間の正常動作を可能にするために、熱ストレスは最小にし、接合部温度が125℃を十分下回るようにしてください。
NOTE
すべての熱モデルの精度は約20%です。