JAJS466J March 2009 – February 2024 TMP112
ADVANCE INFORMATION
TMP112 ファミリの特定のレジスタにアクセスするには、ポインタ レジスタに対応する値を書き込みます。ポインタ レジスタの値は、スレーブ アドレス バイトの R/Wビットが Low になった後、最初に転送されるバイトです。TMP112 ファミリでは、書き込み動作ごとにポインタ レジスタの値が必要です (図 7-4 を参照)。
TMP112 ファミリから読み取りを行うときは、ポインタ レジスタに最後に書き込まれた値により、どのレジスタを読み取るのか決定されます。読み取り動作のためにレジスタ ポインタを変更するには、新しい値をポインタ レジスタに書き込む必要があります。この動作は、R/Wビットを Low にしてスレーブ アドレス バイトを発行した後、ポインタ レジスタ バイトを発行することで実現されます。追加のデータは必要ありません。その後、マスタは START 条件を生成し、R/Wビットを High にしてスレーブ アドレス バイトを送信することで、読み取りコマンドを開始できます。このシーケンスの詳細については、図 7-5 を参照してください。TMP112 ファミリは、次の書き込み動作によって値が変更されるまでポインタ レジスタ値を保持するので、同じレジスタからの読み取りを繰り返す場合、ポインタ レジスタ バイトを連続的に送信する必要はありません。
レジスタのバイトは、最初に上位バイト、次に下位バイトの順に送信されます。