JAJSRV4 May 2025 AMC0336-Q1
PRODMIX
AMC0x36-Q1 は、高インピーダンス入力を備えたシングル チャネル、2 次、CMOS デルタ シグマ (ΔΣ) 変調器であり、高分解能電圧測定向けに設計されています。コンバータの絶縁型出力 (DOUT) は、CLKIN ピンに印加される外部クロックに同期して、デジタル 1 および 0 のストリームを供給します。このシリアル出力の時間平均は、アナログ入力電圧に比例します。
変調器は量子化ノイズを高い周波数にシフトするため、全体的な性能を向上させるには、デバイス出力で Sinc フィルタなどのデジタルローパスデジタルフィルタを使用します。このフィルタは、高いサンプリング レートの 1 ビット データ ストリームを、より低いレートでビット数の多いデータ ワードに変換します(間引き)。フィルターを実装するには、マイクロコントローラ (μC) またはフィールド プログラム可能ゲート アレイ (FPGA) を使用します。
全体的な性能 (速度と分解能) は、適切なオーバー サンプリング比 (OSR) とフィルタ タイプの選択によって異なります。OSR が高いほど分解能が高くなり、低いリフレッシュ レートで動作します。OSR が低いほど分解能は低くなりますが、データのリフレッシュ レートは高くなります。このシステムは、デジタル フィルタ設計による柔軟性が高く、OSR = 256 で 89dB を超えるダイナミック レンジを備えており、A/D 変換結果を得ることができます。
二酸化シリコン (SiO2) ベースの容量性絶縁バリアは、高レベルの磁場耐性をサポートします。『ISO72x デジタル アイソレータの磁界耐性』アプリケーション ノート を参照してください。AMC0x36-Q1 はオン / オフ キーイング (OOK) 変調を使用して、絶縁バリアをまたぐデータを送信します。この変調と絶縁バリアの特性から、ノイズの多い環境で高い信頼性と、高い同相過渡耐性が得られます。