JAJSWQ7D March 2004 – June 2025 LMV242 , LMV2421
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
この回路は、温度に依存しない出力電力レベルを生成するように設計されています。検出器のダイナミック レンジが広い場合、この回路は広い出力範囲にわたって PA の出力レベルを正確に設定します。PA 出力電力レベルを設定するため、基準電圧 (V RAMP) は変化します。POUTと VRAMP の応答を見積もるには、まず LMV242x の PINと VRAMPの関係を確認します (POUT = PIN+減衰量となります。詳細はセクション 7.1.3も参照してください)。
PINと VRAMPの関係は、次の 2 つの曲線から構成されます:
IOUTを計算するには、検出曲線の VOUTを、測定に使用する帰還抵抗で除算します。閉ループでは ICOMP = IOUTとなることから、図 7-2 は PIN と VRAMP の関数関係を示しています。ダイナミック レンジを合わせるために、PA 出力と LMV242x の PIN の間に追加の減衰器を挿入します。
図 7-2 PINと VRAMPとの関係PA の制御に閉ループを使用すると、直接制御する PA を使用する場合よりも利点があります。PA 伝達関数に存在する非線形性と温度変動は、全体の伝達関数 POUTと VRAMPには現れません。図 7-3に、標準的な閉ループの応答を示します。この曲線の形状は、コントローラ検出器の応答によって決まります。したがって、出力電力を正確に制御するためには、検出器が高精度で温度安定性があり、できれば dB 単位で直線性を持つことを確認してください。制御ループで求められる唯一の要件は、PA のゲイン制御機能が単調であることです。dB 内の線形検出器を使用する場合、VRAMPと PA 出力電力の関係も dB 単位で線形になるため、システムのキャリブレーションが容易になります。
図 7-3 閉ループ応答ループの応答時間は、積分器の RC 時定数を変化させることで制御されます。RC 時定数を低く設定すると出力の立ち上がりが速くなりますが、出力エンベロープにリンギングが生じる可能性があります。RC 時定数を大きな値に設定すると、ループの安定性が得られますが、セトリング タイムが長くなります。