JAJA853A November   2023  – April 2025 LMKDB1108 , LMKDB1120

 

  1.   1
  2.   概要
  3. 1はじめに
  4. 2テスト設定
  5. 3テスト方法
  6. 4TI の PCIe 準拠ツールの説明
  7. 5LMKDB1xxx のテスト結果
    1. 5.1 LMKDB1xxx のテスト結果の概要
    2. 5.2 LMKDB1xxx ファミリ向け PCIe ツール入力ファイルの波形
    3. 5.3 LMKDB1xxx の詳細ジッタ測定
  8. 6まとめ
  9. 7参考資料
  10. 8改訂履歴

TI の PCIe 準拠ツールの説明

TI の PCIe 準拠ツールは、TI の TICS Pro ソフトウェアで利用できます。ツールにアクセスするには、まず TI の TICS Pro ソフトウェアをダウンロードしてください。「ツール」 タブで、「PCIe レポート ジェネレータ」 を選択します (図 4-1 を参照)。数秒後、図 4-2 のようにツールが表示されます。これは周波数ドメインパターン (図 4-3 など) と時間ドメインパターン (図 4-4 など) を分析して PCIe 準拠を判断するために使用できます。

 TICS Pro で PCIe リファレンス クロック解析ツールにアクセスする手順図 4-1 TICS Pro で PCIe リファレンス クロック解析ツールにアクセスする手順
 PCIe ツール ホーム ページ図 4-2 PCIe ツール ホーム ページ

周波数ドメイン データ解析の場合、ツールは PCIe フィルタ経由で周波数ドメインの入力トレースを実行し、PCIe 生成、クロック アーキテクチャ、ノイズ フォールド、SSC の存在などの他のパラメータを考慮して、トレースが PCIe 要件を満たしているかどうかを判定します。ツールは結果に基づいて、合格、不合格、または N/A ステータスを割り当てます。

時間ドメイン データ解析の場合、ツールは時間ドメインの入力トレースを実行し、Vcross、期間、デューティー サイクル、PCIe 規格で指定されているその他のパラメータを考慮して、解析対象のトレースの合格/不合格を判断して割り当てます。

 PNA プロットの例図 4-3 PNA プロットの例
 時間ドメイン プロットの例図 4-4 時間ドメイン プロットの例