JAJA898 June 2025 TDA4VM
バックアップ ブート モードとして MMC/SD ブートをサポートするには、別途ブート イメージ一式を準備する必要があります。適切なビルド コマンドを使用して、必要なバイナリを生成します。ビルド後、次のファイルが作成されます。
cd ${PDK_PATH}/packages/ti/build
make -sj6 sbl_emmc_uda_img BOARD=j721e_evm CORE=mcu1_0
make -sj6 boot_app_mmcsd_qnx HLOSBOOT=qnx BOARD=j721e_evm CORE=mcu1_0これらのバイナリは、eMMC のユーザ データ領域(UDA) パーティションにコピーします。バックアップ ブート プロセスでは、この領域からバイナリを読み込みます。
mount /dev/mmcblk0p1 ./emmc_uda_partition
export DST_DIR=/home/root/emmc_uda_partition
cp tiboot3.bin ${DST_DIR}/
cp app ${DST_DIR}/
cp tifs.bin ${DST_DIR}/
sync