以下のビルド コマンドを使用して、プライマリ ブート モードとして機能する eMMC ブート用のブート イメージを生成できます。

cd ${PDK_PATH}/packages/ti/build
make -sj6 sbl_emmc_boot0_img BOARD=j721e_evm CORE=mcu1_0
make -sj6 boot_app_mmcsd_qnx HLOSBOOT=qnx BOARD=j721e_evm CORE=mcu1_0

ビルド プロセスが完了すると、次のバイナリが生成されます。

• tiboot3.bin (SBL)
• app (bootapp)

バイナリをビルドした後、あらかじめ定義されたオフセットに従って、それらを eMMC の boot1 パーティションにフラッシュします。

mmc dev 0 1
mmc partconf 0 1 1 1
mmc bootbus 0 2 0 0
fatload mmc 1 ${loadaddr} tiboot3.bin
mmc write ${loadaddr} 0x0 0x400
fatload mmc 1 ${loadaddr} tifs.bin
mmc write ${loadaddr} 0x400 0x1000
fatload mmc 1 ${loadaddr} app
mmc write ${loadaddr} 0x1400 0x2000

tiboot3.bin は 0x0 でフラッシュされ、tifs.bin は 0x400 でフラッシュされ、APP は 0x1400 でフラッシュされます。