JAJA913 June   2025 DP83826AE , DP83826AI

 

  1.   1
  2.   KSZ8081MNX/RNB から DP83826A へのシステム ロールオーバ
  3.   商標
  4. 1目的
  5. 2必要な変更
    1. 2.1 ストラップ抵抗の値
    2. 2.2 ピン 2 の外部コンデンサ
    3. 2.3 ピン 16 の二重ストラップ (DP83826A BASIC モード)
    4. 2.4 オートネゴシエーションがイネーブルの 10M の選択 (DP83826A BASIC モード)
    5. 2.5 EtherCAT スレーブの Tx および Rx 動作のための LED_1 の構成 (DP83826A BASIC モード)
    6. 2.6 レイアウトでのサーマル パッドの調整
    7. 2.7 物理レイヤ ID レジスタ
  6. 3変更の可能性
    1. 3.1 ピン 11 の MDIO プルアップ抵抗
    2. 3.2 MDIO レジスタの書き込み
    3. 3.3 磁気部品のセンター タップにあるコンデンサ
  7. 4情報の変更
  8. 5ピン配置マッピング
    1. 5.1 ピン マッピング
  9. 6DP83826A のストラップ構成
    1. 6.1 ブートストラップ構成

ストラップ抵抗の値

DP83826A は、BASIC モードまたは ENHANCED モードをサポートしています。BASIC モードは KSZ8081 と同じブートストラップオプションをサポートしています。DP83826A を BASIC モードに設定するには、ピン 1 (ModeSelect) をグランドに接続する必要があります。KSZ8081 設計では、ピン 1 はすでに GND に接続されているため、正しいモードを選択するための変更は必要はありません。DP83826A の BASIC モードと ENHANCED モードの違いについては、DP83826A データシートを参照してください。

どちらのデバイスも、プルアップ抵抗またはプルダウン抵抗を必要とする 2 レベルのストラップを使用します。以下の表に、DP83826A と KSZ8081 のプルアップ抵抗値とプルダウン抵抗値の違いを示します。正しいストラップ抵抗を適切に計算するには、TI プレシジョン ラボのビデオ『イーサネットのブートストラップの仕組み』を視聴してください。

表 2-1 ストラップ抵抗の値
KSZ8081MNX/RNBDP83826A
プルアップ抵抗の値4.7kΩ2.49kΩ
プルダウン抵抗値1kΩ1.5kΩ