JAJAAC1 November 2025 LM5125-Q1 , LM51251A-Q1 , LM5125A-Q1
入出力電力をそれぞれ測定し、昇圧コンバータの効率を計算するために、デバイスの入出力で電圧と電流を測定します。このデバイスは、入力電圧 14.4V、負荷範囲 0.1A ~ 5A において、「抵抗」および「アナログ」構成で動作します。図 4-1に、2 つの構成の効率プロットを示します。
図 4-1 VOUT = 24V および VOUT = 48V における効率プロット抵抗構成では、負荷電流 5A 時に最大 95.16% の効率が得られます。アナログ構成では、負荷電流 5A で最大 92.95% の効率が得られます。予想どおり、同期動作に対してコンバータの効率は 2% ~ 3% 低下します (LM5125EVM-BST 評価基板の表 1-1 に記載されている評価基板仕様による)。これは、ダイオードがトランジスタよりも導通損失が大きいためです。出力電圧が高いほど、ローサイド FET のデューティサイクルが高くなり、スイッチング損失が大きくなることで、コンバータ全体の損失につながります。その結果、「アナログ」構成の効率は低下します (VOUT = 48V)。