JAJSPQ1A August 2024 – June 2025 AMC0106M05
PRODUCTION DATA
図 6-1に示すように、AMC0106M05 の入力は、20MHz において 6.25kΩ の動的入力インピーダンスを持つ完全差動スイッチト コンデンサ回路です。
サンプリング コンデンサは、fCLK の周波数で連続的に充放電されます。S1 スイッチが閉になると、CIND は VINP と VINN の間の電圧差まで充電されます。放電フェーズでは、両方の S1 スイッチが最初に開き、次に両方の S2 スイッチが閉じます。このフェーズの間、CIND はおよび AGND + 0.8V の値となるまで放電されます。
アナログ入力範囲は、電流センシングに使用されるシャント抵抗の両端での電圧ドロップに直接適合するようカスタマイズされます。アナログ入力信号(INPおよびINN)には2つの制限があります。まず、入力電圧が絶対最大定格の表に規定された入力範囲を超える場合は、静電放電 (ESD) 保護がオンになるため、入力電流を絶対最大値に制限します。次に、デバイスの直線性およびノイズ性能は、差動アナログ入力電圧が指定された VFSR および VCM の範囲内に維持される場合にのみ規定されます。VFSR は線形フルスケール範囲、VCM は入力同相電圧範囲です。