JAJSPY5A December 2023 – June 2025 LMR66410-Q1 , LMR66420-Q1 , LMR66430-Q1
PRODUCTION DATA
他の電圧が望ましい場合は、VOUT/FB を帰還抵抗分圧回路に接続して、出力電圧を設定できます。分圧回路は RFBT と RFBB で構成され、出力電圧とコンバータの間のループを閉じています。コンバータは、VOUT/FB ピン電圧を内部基準電圧 (VREF) と同じ電圧に保持することで、出力電圧をレギュレートします。コンバータは、起動時に帰還経路の抵抗を検出することで、固定出力電圧と可変出力電圧のどちらが必要かを判断します。コンバータが希望する出力電圧に確実に調整できるように、RFBT と RFBB を並列接続した場合の抵抗値は、式 5 に示す通り、その最小値を 5kΩ (標準値)、最大値を 10kΩ (標準値) にしてください。式 6 を、RFBT の値を決定するための出発点として使用します。各種出力電圧に対応する抵抗値の一覧は、表 8-8 を参照してください。
| VOUT (V) | RFBT (kΩ)(1) | RFBB (kΩ) |
|---|---|---|
| 2.5 | 24.9 | 16.5 |
| 3.3 | 33.2 | 14.3 |
| 5 | 49.9 | 12.4 |
| 6 | 60.4 | 12.1 |
| 9 | 90.9 | 11.3 |
この3.3-Vの例では、 LMR66430MC3RXBRQ1 を選択して、VOUT/FB を出力コンデンサに直接接続できます。