マイクロミラー アレイの温度は直接測定できないため、パッケージ外部の測定ポイント、パッケージの熱抵抗、電力、照明の熱負荷から、解析的に計算する必要があります。以下の式は、アレイ温度と上記の熱試験 TP1 の基準セラミック温度との関係を示しています:
式 1. TARRAY = TCERAMIC + (QARRAY × RARRAY-TO-CERAMIC)
式 2. QARRAY = QELECTRICAL + QILLUMINATION
ここで、
- TARRAY = 算出されたアレイ温度 (°C)
- TCERAMIC = 測定されたアレイ温度 (°C) (TP1 の場所)
- RARRAY-TO-CERAMIC = アレイからセラミック TP1 までの セクション 5.5 で規定するパッケージの熱抵抗 (°C/ワット)
- Q ARRAY =アレイ上の DMD 全体の消費電力 (W) (電力+吸収光)
- QELECTRICAL = 公称電力(W)
- QINCIDENT = インシデント照明光出力 (W)
- QILLUMINATION = (DMD 平均熱吸収率 × QINCIDENT) (W)
- DMD の平均熱吸収率 = 0.55
DMD の消費電力は変数で、電圧、データ レート、動作周波数に依存します。アレイ温度の計算時に使用する公称消費電力量は 1.5W です。照射用光源から吸収される電力は変数で、マイクロミラーの動作状態と光源の強度に依存します。上記の式は、シングル チップまたはマルチチップの DMD システムに有効です。この想定では、アクティブ アレイで 83.7%、アレイ境界で 16.3% の照度分布を想定しています。
標準的な投影アプリケーションの計算例は次のとおりです。
式 3. QINCIDENT = 40W (measured)
式 4. TCERAMIC = 55.0°C (measured)
式 5. QELECTRICAL = 1.5W
式 6. QARRAY = 1.5W + (0.55 × 40W) = 23.5W
式 7. TARRAY = 55.0°C + (23.5W × 0.50°C/W) = 66.8°C