JAJUA32B December   2019  – October 2025

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4.   4
  5. 1はじめに
    1. 1.1 主な特長
  6. 2インフォテインメント拡張基板の概要
    1. 2.1 インフォテイメント拡張基板の識別
    2. 2.2 インフォテイメント拡張基板部品の識別
  7. 3インフォテイメント拡張基板 - ユーザー設定/構成
    1. 3.1 インフォテイメント拡張基板と CP ボードの接続
      1. 3.1.1 基板の組み立て手順
    2. 3.2 電源要件
    3. 3.3 評価基板のリセット/割り込みプッシュボタン
    4. 3.4 評価基板構成の DIP スイッチ
  8. 4インフォテインメント拡張基板のハードウェアアーキテクチャ
    1. 4.1  インフォテインメント拡張基板のハードウェアの最上図
    2. 4.2  拡張コネクタ
    3. 4.3  基板 ID EEPROM
    4. 4.4  オーディオ コーデック インターフェイス
      1. 4.4.1 ポートマッピング
    5. 4.5  FPD Link デシリアライザインターフェイス (オーディオ)
    6. 4.6  DIR インターフェイス
    7. 4.7  DIT インターフェイス
    8. 4.8  レガシーオーディオ/JAMR3 コネクタ
    9. 4.9  VIN/VOUT マルチプレクサの選択
    10. 4.10 HDMI インターフェイスブリッジ
    11. 4.11 FPD Link ディスプレイシリアライザインターフェイス
    12. 4.12 並列カメラインターフェイス
      1. 4.12.1 カメラクロック
      2. 4.12.2 LI カメラモジュールコネクタ
      3. 4.12.3 OV カメラモジュールコネクタ
  9. 5Jacinto7 評価基板のインターフェイス/IO マッピング
    1. 5.1 インターフェイス マッピング
    2. 5.2 インフォテインメント基板の GPIO マッピング
    3. 5.3 I2C アドレス マッピング
  10. 6改訂履歴

オーディオ コーデック インターフェイス

インフォテインメント拡張基板には、TI の車載オーディオコーデック IC メーカー部品番号 PCM3168A-Q1 が 2 つ搭載され、それぞれ 3 つのステレオ入力と 4 つのステレオ出力をサポートしています。外部オーディオの入力および出力信号は、3.5mm スタックオーディオジャック (ステレオモード) メーカー部品番号 STX-4235-3/3-N に適切なフィルタ回路を使用して終端接続されます。

TI のオーディオ OPAMP メーカー部品番号 OPA2322AI は、シングルエンドを差動に変換、および差動からシングルエンド信号に変換するために使用します。MODE ピンを Low に保持して、I2C を制御インターフェイスとして選択し、コーデックを I2C インターフェイス経由で構成します。コーデック B とコーデック A のデフォルトの I2C アドレスは、それぞれ 0x46 と 0x47 に設定されます。デバイスのリセットは、I2C GPIO エクスパンダで制御されます。

マイクロフォン入力ポートはアクティブマイクとパッシブマイク用に構成でき、ライン入力用に構成することもできます。こ表 4-4 に示すように、の入力ポート構成は抵抗オプションで設定できます。

表 4-4 CODEC-A および CODEC-B 用 MIC I/P ポート構成
インストール削除
PASSIVE-MIC
(デフォルト)
BIAS + PREAMPR2、R3、R5、R6R1、R4
ACTIVE-MICBIAS のみR1、R2、R4、R5R3、R6
LINE-INPUTBIAS/PREAMP なしR1、R4R2、R3、R5、R6