パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFNP (RMP) | 72 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
ADC32RF83 の特徴
- 14 ビット、デュアル・チャネル、3GSPS ADC
- ノイズ・フロア:–155dBFS/Hz
- 最高 4.0GHz をサポートする RF 入力
- アパーチャ・ジッタ:90fS
- チャネル分離:fIN = 1.8GHz のとき 95dB
- スペクトラム性能 (fIN = 900MHz、-2dBFS 時)
- SNR:60.1dBFS
- SFDR:66dBc HD2、HD3
- SFDR:76dBc (スプリアスのワーストケース)
- スペクトラム性能 (fIN = 1.85GHz、-2dBFS 時)
- SNR:58.9dBFS
- SFDR:67dBc HD2、HD3
- SFDR:76dBc (スプリアスのワーストケース)
- オンチップのデジタル・ダウン・コンバータ
- 最大 4 つの DDC (デュアル・バンド・モード)
- DDC ごとに最大 3 つの独立 NCO
- 過電圧保護用のオンチップの入力クランプ
- プログラム可能なオンチップの電力検出器、AGC サポート用アラーム・ピン付き
- オンチップ・ディザリング
- オンチップの入力終端
- 入力フルスケール:1.35Vpp
- マルチチップの同期をサポート
- JESD204B インターフェイス:
- サブクラス 1 ベースの確定的レイテンシ
- チャネルごとに 4 レーン、12.5Gbps
- 消費電力:3.0GSPS で 3.2W/チャネル
- 72 ピンの VQFN パッケージ (10mm × 10mm)
ADC32RF83 に関する概要
ADC32RF8x (ADC32RF80 および ADC32RF83) は 14 ビット、3GSPS、デュアル・チャネルのテレコム・レシーバおよびフィードバック・デバイスのファミリで、4GHz まで、さらにそれ以上の入力周波数での RF サンプリングに対応しています。ADC32RF8x ファミリは高い信号対雑音比 (SNR) を実現するよう設計されており、-155dBFS/Hz のノイズ・スペクトル密度と、広い入力周波数範囲にわたるダイナミック・レンジとチャネル分離を実現します。バッファ付きアナログ入力とオンチップの終端により、広い周波数帯域にわたって入力インピーダンスが均一で、サンプルとホールドのグリッチ・エネルギーが最小化されます。
各チャネルは、デュアル・バンドのデジタル・ダウン・コンバータ (DDC) に接続でき、DDC ごとに 3 つまでの独立した 16 ビット数値制御発振器 (NCO) により、位相コヒーレントな周波数ホッピングが可能です。さらに、ADC にはフロントエンドのピークおよび RMS 電力検出器とアラーム機能が装備されており、外部の自動ゲイン制御 (AGC) アルゴリズムをサポートします。
ADC32RF8x は、サブクラス 1 ベースの確定的レイテンシを持つ JESD204B シリアル・インターフェイスをサポートし、12.5Gbps までのデータ速度で、ADC ごとに最大 4 レーンを使用できます。このデバイスは 72 ピンの VQFN パッケージ (10mm × 10mm) で供給され、工業用温度範囲 (-40℃~+85℃) に対応します。