パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBZ) | 3 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 150 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
DRV5056-Q1 の特徴
- ユニポーラのリニア・ホール効果磁気センサ
- 3.3Vおよび5Vの電源で動作
- 0.6Vの静止オフセット付きのアナログ出力
- 電圧スイングの最大化により高精度
- 磁気感度オプション(VCC = 5V時)
- A1: 200mV/mT、20mT範囲
- A2: 100mV/mT、39mT範囲
- A3: 50mV/mT、79mT範囲
- A4: 25mV/mT、158mT範囲
- 高速な20kHzセンシング帯域幅
- ±1mA駆動の低ノイズ出力
- 磁石の温度ドリフトの補償
- 車載アプリケーションに対応
- 下記内容でAEC-Q100認定済み:
- デバイス温度グレード 0: 動作時周囲温度範囲 –40℃~150℃
- デバイスHBM ESD分類レベル2
- デバイスCDM ESD分類レベルC4B
- 標準の産業用パッケージ:
- 表面実装のSOT-23
- スルーホールのTO-92
DRV5056-Q1 に関する概要
DRV5056-Q1はリニア・ホール効果センサで、磁界のS極の磁束密度に比例して応答します。このデバイスは、広範なアプリケーションにおいて、正確な位置センシングに使用できます。
ユニポーラの磁気応答が特徴で、アナログ入力は磁界が存在しないとき0.6Vに駆動され、磁界のS極が印加されると増大します。この応答により、1つの磁極を検出するアプリケーションで、出力のダイナミック・レンジが最大化されます。4つの感度オプションにより、必要なセンシング範囲に基づいて、さらに出力スイングを最大化できます。
このデバイスは、3.3Vまたは5Vの電源で動作します。パッケージの上面に垂直な磁束が検出され、2つのパッケージ・オプションでセンシング方向が異なります。
デバイスは、レシオメトリック・アーキテクチャを使用し、外部のアナログ/デジタル・コンバータ(ADC)が基準として同じVCCを使用しているとき、VCCの許容範囲からの誤差を最小化できます。さらに、デバイスには磁石温度補償が搭載されており、磁石のドリフトを補償することで、-40℃~+150℃の広い温度範囲にわたって線形のパフォーマンスを実現します。