パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (DCA) | 48 |
動作温度範囲 (℃) 0 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TAS5751M の特徴
- オーディオ入力/出力
- 1つのステレオ・シリアル・オーディオ入力
- 44.1kHzおよび48kHzのサンプル・レートをサポート(LJ/RJ/I²S)
- 3線式I²Sモードをサポート(MCLK不要)
- オーディオ・ポート速度の自動検出
- BTLおよびPBTL構成をサポート
- 10% THD+NでPOUT = 25W
- PVDD = 20V、8Ω、1kHz
- オーディオ/PWM処理
- 独立したチャネルのボリューム制御、ゲインは24dBからミュートまで0.125dB刻み
- プログラム可能な3バンドの自動ゲイン制限(AGL)
- 20のプログラム可能なバイクワッド・フィルタにより、スピーカーの特性補償や、他のオーディオ処理機能を実現
- 全般的な仕様
- 106-dB SNR、Aウェイト、フルスケール(0dB)を基準
- 2つのアドレスを持つI²Cシリアル制御インターフェイス
- 熱、短絡、低電圧からの保護
- 高効率(最高90%)
- AD、BD、および3値変調
- PWMレベル・メーター
TAS5751M に関する概要
TAS5751Mデバイスは高効率のデジタル入力オーディオ・アンプで、ブリッジ結合負荷(BTL)として構成されているステレオ・スピーカーの駆動用です。パラレル・ブリッジ結合負荷(PBTL)入力は、単一の低インピーダンス負荷へのパラレル出力を駆動することにより、大電力を生成できます。1系統のシリアル・データ入力を備え、最大2つの独立したオーディオ・チャネルを処理でき、ほとんどのデジタル・オーディオ・プロセッサおよびMPEGデコーダとシームレスに統合できます。このデバイスは、広い範囲の入力データおよびデータ速度に対応できます。これらのチャネルは、完全にプログラム可能なデータ・パスを通して内部スピーカー・ドライバにルーティングされます。
TAS5751Mデバイスはスレーブ専用のデバイスで、クロックはすべて外部ソースから供給されます。TAS5751Mデバイスは、入力サンプル・レートに応じて、384kHz~288kHzのスイッチング・レートのPWMキャリアで動作します。オーバーサンプリングと4次ノイズ・シェーパの組み合わせにより、平坦なノイズ・フロアと、20Hz~20kHzの優れたダイナミック・レンジが得られます。