パッケージ情報
パッケージ | ピン数 NFBGA (ZAX) | 25 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TDC7201 の特徴
- 分解能: 55ps
- 標準偏差: 35ps
- 測定範囲:
- 個別モード1: 12ns~2000ns
- 個別モード2: 250ns~8ms
- 結合動作: 0.25ns~8ms
- アクティブ時の低消費電力: 2.7mA
- 最大10個のSTOP信号をサポート
- 自律的なマルチサイクル平均化モードによる低消費電力
- 電源電圧: 2V~3.6V
- 動作温度: –40°C~+85°C
- レジスタ・アクセス用SPIインターフェイス
アプリケーション
- 距離測定器
- LIDAR
- ドローンおよびロボット工学
- 先進運転支援システム(ADAS)
- 衝突検出システム
- 流量計
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TDC7201 に関する概要
TDC7201は、タイム・オブ・フライト技法を使用する超音波、レーザー、レーダーの距離測定機器で使用するよう設計されています。TDC7201には2つのタイム-デジタル・コンバータ(TDC)が内蔵され、単純なアーキテクチャで4cmから数kmまでの距離を測定でき、高価なFPGAやプロセッサを必要としません。
各TDCはストップウォッチの機能を果たし、STARTパルスから、最大5つのSTOPパルスまでの経過時間(タイム・オブ・フライト、TOF)を測定します。2つの内蔵TDCを使用して、STARTおよびSTOPピンの2つのペアを同時に、かつ個別に測定できるため、時間測定について非常に柔軟な設計が可能になります。
このデバイスには内部的に自己較正された時間ベースが搭載されており、時間や温度によるドリフトを補償します。自己較正により、ピコ秒単位の精度で時間-デジタル変換が可能になります。この精度のため、TDC7201は距離測定アプリケーションに理想的です。
自律的なマルチサイクル平均化モードに設定したとき、TDC7201デバイスはシステムの消費電力が低くなるよう最適化可能で、バッテリ駆動の流量計に理想的です。このモードでは、ホストはスリープ・モードに移行して電力を節約し、測定シーケンスが完了した時点でTDCから割り込みを受けてウェークアップできます。