TIDEP-01012
カスケード接続ミリ波センサを使用する画像処理レーダーのリファレンス デザイン
TIDEP-01012
概要
このカスケード開発キットには、以下のような 2 つの主な使用事例があります。
- MMWCAS-DSP-EVM をキャプチャ カードとして使用し、mmWave Studio ツールと組み合わせて AWR2243 の 4 チップ カスケード性能を包括的に評価するには、TIDEP-01012 設計ガイドをご覧ください。
- MMWCAS-DSP-EVM を使用してレーダーのリアルタイム SW アプリケーションを開発するには、TIDEP-01017 設計ガイドをご覧ください。
このリファレンス デザインは、カスケード接続された画像処理レーダーの RF(無線周波数)システムを使用します。カスケード接続されたレーダー デバイスは、長距離レーダーのビーム フォーミング アプリケーションや、中距離レーダーと短距離レーダーの MIMO(複数入力複数出力)アプリケーションに対応し、強化された角度分解能性能を実現します。
AWR2243 カスケード レーダー RF 開発キットは、マルチデバイスのビーム フォーミング構成を使用する場合、350m を上回る距離で (水平面上で) 位置の推定と追跡を行う目的で使用されてきました。さらに、このシステムは、TDMA (時分割多元接続) -MIMO 構成を使用する場合、最小 1.4 度の水平角度分解能を実証してきました。
特長
- 長距離、中距離、短距離レーダー向けの 2 チップまたは 4 チップ構成の FMCW(周波数変調連続波)レーダー センサ
- 350m を上回る距離にある乗用車やトラックなど物体を、35cm のレンジ分解能で検出。人間に関するレーダー反射断面積 (RCS) 物体検出能力を 150m の距離で実現
- アンテナの視野角 (FoV) は ±70º、角度分解能は約 1.4 度
- MATLAB® MIMO とビーム フォーミングのサンプル コードが付属
- AWR2243 ベースの実証用設計
- カスケード接続された画像処理レーダーのフロント エンド ビーム フォーミングと MIMO 構成が詳細に説明済み
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRZZ3B.PDF (375 KB)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
マルチチャネル IC (PMIC)
LP87524P-Q1 — 車載 AWR ミリ波 IC 向け、マルチフェーズ、4MHz、3A/1.0V + 3A/1.0V + 2.5A/1.8V + 1.5A/1.2V、降圧コンバータ
技術資料
=
TI が選定した主要ドキュメント
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| タイプ | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| * | 設計ガイド | カスケード接続のミリ波センサを使用したイメージング・レーダーのリファレンス・デザイン (Rev. A 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.A) | 2020/05/26 | |
| 技術記事 | Imaging radar: one sensor to rule them all | PDF | HTML | 2019/07/09 | |||
| アプリケーション・ノート | AWR2243 Cascade (Rev. B) | PDF | HTML | 2019/05/16 | |||
| アプリケーション・ノート | MIMO Radar (Rev. A) | 2018/07/26 |